村上太一とは?リブセンス社長の経歴/結婚を調査!年収が凄すぎる!

  • 2022年5月12日
  • 2023年1月30日
  • 社長

みなさんは史上最年少で東証マザーズ・東証一部に会社を上場させた人物を知っていますか。株式会社リブセンスの代表取締役社長の村上太一さんです。あの有名なジョブセンス(現マッハバイト)を生み出した人物です。

今回はそんな村上太一さんの凄すぎる年収をはじめ、経歴や結婚情報、リブセンスの事業内容についてご紹介いたします。

村上太一とは

村上太一さんは、株式会社リブセンスを設立し代表取締役社長を務める人物です。2011年25歳の時に史上最年少で東証マザーズに会社を上場させました。

プロフィール

  • 本名:村上太一(むらかみたいち)
  • 生年月日:1986年10月27日
  • 出身:東京都
  • 最終学歴:早稲田大学政治経済学部
  • 職業:実業家(株式会社リブセンス代表取締役社長)

略歴

  • 2002年:早稲田大学高等学院入学
  • 2005年:早稲田大学政経学部入学
        早稲田大学ベンチャーコンテストで優勝
  • 2006年:資本金300万円で「リブセンス」を設立
         アルバイト情報掲載サイト「ジョブセンス」を開設
  • 2010年:転職会議がオープン
        テクノロジー企業成長ランニング2位を獲得
  • 2011年:史上最年少で東証マザーズに上場
  • 2012年:東証1部に市場変更
  • 2016年:転職DRAFTのリリース
  • 2021年:マッチングサービス「knew」をリリース
        オンライン面接ツール「batonn」のβ版をリリース
  • 2022年:東京証券取引所プライム市場に市場変更

2011年の上場を取り上げられることが多く、それ以降のことはあまり詳しく取り上げられていませんが、その後も様々なサービスを新しく作り出しています。

村上太一の推定年収

村上太一さんの総資産は約64億で、年収9000万円です。日本人資産家ランキングのTOP53位にランクインしています。公式のランキングではなさそうですが、推定年収の参考にはなるのではないでしょうか。

2021年の時点で株式会社リブセンスの時価総額は、300億円と言われています。約半数の株を保有しているため、株だけで150億円近くを持っています。しかし、村上太一さん自身はお金にあまり興味がなく、2021年になっても8畳のワンルームに住んでいるそうです。値段が高い家ではなく、オフィス近くの便利な家で、部屋にはテレビや冷蔵庫はないそうです。必要最低限のものしかないので、仕事に集中して、家では何もなく休むことに特化している部屋です。これだけ稼いでもなお8畳の部屋に住む理由は「あまり気にしていないから、なぜという理由もない」と言っていました。必要な物だけがおける広さの部屋にしたら、この部屋になったというところでしょうか。冷蔵庫ですら太る原因になるから置かないと、かなり徹底されています。

村上太一の経歴

村上太一の経歴

ここでは村上太一さんの子供時代から、大企業に成長するまでの経歴を詳しく紹介します。

小学生から社長になるのが夢だった

村上太一さんは小学生高学年のころから社長になる夢を持っていました。ただ漠然となりたいという子どもの夢ではなく、村上太一さんはきちんと考え社長になると決めています。小学校高学年から「自分はなんのために生きているんだろう」と考えていたそうです。子どもながら思考はかなり大人です。

自分の存在意義を考え、「世の中の人に影響を与えることに喜びを感じる」と気づき、起業が1番効果的な手段だと考えて社長になることを目指します。

社長になることを決めた村上太一さんは起業することを見据えて、中学生のときから準備をし始めます。そのときから経営に関する企画をいくつも考え、それを大人に説明してはダメだしされるという日々を過ごします。高校生のときには、システムアドミニストレーターや簿記2級、情報処理技術者試験などの資格を取得しました。さらにこの時から起業仲間を集め始めます。

大学1年のときにビジネスコンテストに参加し起業

村上太一さんは着々と起業のために行動する傍ら、早稲田大学政治経済学部に入学します。経済学部に入学したのも、恐らく起業のためではないでしょうか。すべての行動が起業につながっています。

大学に入学してすぐの1年生のときに、早稲田大学の「ベンチャー起業家要請基礎講座」が実施したビジネスコンテストに参加します。コンテストの優勝者には1年間オフィス無料の特典が受けられることを知り、起業に良いと考えて参加します。

村上太一さんは高校生のときにアルバイトを探そうとインターネットで検索しましたが、求人情報はあまり出てきませんでした。しかし、街にはたくさんのアルバイト募集のチラシがあるため、わざわざチラシを探しに隣の駅まで歩いたそうです。

村上太一さん自身が感じたアルバイト求人探しの不便さから、アイディアが生まれます。彼はインターネットを使ってアルバイト求人探しの不便さを解消するビジネスプランを発表し、見事優勝しました。1年間オフィス無料の権利も得て、コンテストの翌年に株式会社リブセンスを設立します。

ジョブセンスを開設し創業2年目で黒字に!

村上太一さんは起業後に、ベンチャーコンテストで発表したプランをもとに求人サイトのジョブセンスを立ち上げます。会社は最初から上手くいっていたわけではなく、1年目の役員報酬は5万円でした。

また、最初は学生だけでスタートした会社だったため、創業時から「遅刻をしない」「約束を破らない」などの社会人としての基本的なルールを徹底していたそうです。

2年目はSEOに力を入れて、自社の求人サイトが検索結果の上位に表示されるようにしました。その甲斐もあり、起業や求職者からの電話が鳴り止まなくなり、業績は急拡大します。2年目にはなんと年商7000万円の企業へと大成長します。

また、求人掲載時に報酬を払うのではなく、採用してから成功報酬を払うというシステムが他にはなく、企業から安心感を得たことが、多くの企業が利用するきっかけとなりました。ついに創業2年目で、黒字化を達成します。

史上最年少で東証マザーズに上場

株式会社リブセンスとジョブセンスはその後も成長を続け、2011年に東証マザーズに上場します。当時、村上太一さんは25歳1ヶ月で自身の株式を公開した人として、岡村陽久さんの記録を抜いて史上最年少となります。その後、翌年には東京証券取引所市場第一部へ市場を変更します。25歳で上場はとても大きな話題になりました。

上場したあとも国内最大の転職口コミサイトである転職会議や就職会議、転職DRAFTの転職関連やdoor賃貸、IESHiLやIE CONNECTの不動産サービスサイト、マッチングアプリのknew、オンライン面接ツール「batonn」など、幅広い分野のサービスサイトを作成・リリースしています。2022年には、市場を東京証券取引所プライム市場に変えて、なおも会社を成長させ続けています。

株式会社リブセンスの事業内容

握手するビジネスマン

株式会社リブセンスが展開している事業は以下の通りです。

マッハバイト(旧ジョブセンス)

マッハバイトは、アルバイトの求人情報サイトです。235,383件もの求人が掲載されていて、全国各地から求人が集まっています。バイトが決まれば、お祝い金がもらえるのが特徴です。当時、求人業界の大部分が「掲載課金型」でしたが、ジョブセンスでは新しく「成功報酬型」を取り入れてヒットします。求人掲載だけでなく、履歴書の書き方や面接についてなどあらゆるアルバイトに関する情報を提供しています。

転職会議

転職会議は、国内最大級の転職口コミサイトです。口コミの数はなんと300万件以上あります。実際に働いていた元社員や現在働いている社員の会社に対する評価や年収、残業時間や有休消化率などを見ることができるサイトになっています。

また、17万件以上もの求人情報を掲載し、口コミを見て求人を探すこともできます。転職系サービスとして日本最大の会員数で、利用者は700万人を超えています。

転職DRAFT

転職ドラフトは、エンジニアのための転職サービスです。普通の求人サイトと同じように自身が応募する方法ではなく、企業が年収を提示してITエンジニアを指名する「競争入札型」のサービスが特徴です。野球のドラフト会議のように、企業側が雇いたいエンジニアを判断し、企業側が指名します。

IESHiL(イシエル)

IESHiLは、約9,000万件の賃貸情報や売買履歴を元に、各部屋の今現在の市場価値を検索できます。建物単位での大まかな価格ではなく、部屋単位の相場価格をはじめとするさまざまな情報を簡単なプロフィール登録だけで見ることができます。従来のサービスの場合、物件の価格を知るには実際に店舗を訪れ、問い合わせをしなければならないケースが多いですが、IESHiLのサイトは検索するだけで簡単に情報を手に入れられるのが魅力です。

IE CONNECT(イシエルコネクト)β版

イシエルコネクトは、1都3県、約73万棟のマンションデータを掲載しています。新築時の価格をはじめ、価格査定エンジンによる査定結果、マンション周辺の地震・洪水などの災害データを検索・参照・ダウンロードすることができます。今は無料で利用でき、住環境データは今後さらにアップデートされる予定です。

knew

knewは、提案型のマッチングアプリサービスです。コンセプトは「まるで、親友からの紹介」です。マッチングアプリは近年、出会いの方法の1つとして主流になりました。しかしながら、多くのいいねやメッセージを送るのに手間がかかり、誠実な人と出会えるかわからないことからマッチングアプリ疲れを感じるという意見も多数あります。
knewでは写真やプロフィールなどから探すのではなく、顔写真やプロフィールを把握している運営が選び相手を紹介するブラインドマッチ方式です。会うまでに何度もメッセージを送らなくても、運営が紹介した相手とビデオチャットができ、そこで初めてお互いの顔がわかります。従来のマッチングアプリでは写真と実物が違う、思っていたのと違ったなどの意見が多々ありましたが、knewでは会う前にビデオチャットをするのでそういった意見が少なくなっています。

batonn(β版)

batonnは、面接担当者同士での引き継ぎをしやすくするオンラインの面接ツールです。オンラインでの面接時に問題があるのは、通話が安定しているかどうかです。batonnは通話の品質が安定している状態でオンライン面接ができ、録画の機能と、精度が高い文字起こしのツールが備わっているため、面接内容の確認・改善を行うことができます。面接を可視化させることにより客観的に評価しやすくなり、円滑に共有することが可能です。面接はたくさんの応募者と面接しなければならなかったり、最終選考で面接担当者が変わったりします。そうなったときにスムーズに共有が行えることがbatonnの最大の特徴です。

村上太一の家族も経営者?

村上太一さんの父方の祖父は中卒ながら上場企業の経営陣に上り詰めた人物で、母方の祖父は証券会社から脱サラして画廊を開いた経営者です。母方の祖父は80歳を超えていますが、まだ画廊を経営し、今もご活躍されています。

祖父だけでなく、他の親族も一部メジャー企業でCEOをしている人がいました。親族にたくさん経営者思考の方がいて、そのほとんどが役員などを務めていたようです。

村上太一は結婚している?

2021年にマッチングアプリをリリースしたときに、村上太一さん自身もこのアプリを使って恋人を探すという発言がありました。リリース時はいませんでしたが、2022年現在はわかりません。もしかしたら、アプリでいい人が見つかって、今は素敵なお相手がいるかもしれません。

村上太一の評判

リブセンスが運営している転職会議に、村上太一さんの口コミがありました。実際に村上太一さんと働いたことのある人の口コミなので信頼できるでしょう。
他にも村上太一さん自身が書いたわけではありませんが、村上太一さんのインタビューから本が出版されており、そちらの評価もまとめました。

毎日顔を合わせ、週1度はしっかり会話、たまに食事に行くレベル。仕事が死ぬほど好きで思った以上に勢いがあり、負けず嫌い。ストイック。

すごく良い人柄の社長で素晴らしい経営者だと思います。若いのに東証一部上場ということで今後の会社と社長の成長がすごく楽しみです。

まとめ

小学生から考えて行動し、誰かが思いつきそうだけど誰も思いつかなかったアイデアで会社を成長させ、史上最年少で会社を上場させた村上太一さん。現在も、時代に合わせたサービスを自身のアイデアと組み合わせながらリリースし続けているので今後も活躍に期待ができそうです。