READYFOR米良はるか社長の経歴は?病気/夫/年収についても解説!

  • 2022年5月18日
  • 2023年2月1日
  • 社長

米良はるかさんはクラウドファンディングサービスがまだ日本に浸透していなかったときに、若くして日本で初のクラウドファンディングサービス会社を立ち上げた女性社長です。

クラウドファンディングサービス会社を起業して順風満帆かというとそうではなく、その後、米良はるかさんは悪性リンパ腫を患った経験もあります。本記事は、病気を乗り越えて、なおも新たな事業を行っている米良はるかさんの経歴をはじめ、病気や夫について詳しくご紹介いたします。

米良はるかのプロフィール

米良はるかさんのプロフィールと経歴のまとめです。メディアに出演経験がありますが、プロフィールなどはあまり多く明かされているわけではありません。

プロフィール

  • 本名:米良はるか(めらはるか)
  • 生年月日:1987年10月20日
  • 出身地:東京都
  • 最終学歴:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修了
  • 職業:READYFOR株式会社代表取締役CEO

略歴

  • 2007年:慶應義塾大学経済学部卒業
  • 2008年:オーマ株式会社の人物検索サービス「SPYSEE」立ち上げに参加
  • 2009年:個人に対してチャリティーを行うことができる「チアスパ」をリリース
        ナイキジャパンでインターン(20歳)
  • 2010年:就職をせずに1ヶ月ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学
        慶應義塾大学を卒業・大学院に進学
         大学院在学中スタンフォード大学に留学
  • 2011年:オーマ株式会社で日本初のクラウドファンディングサービス「READYFOR」立ち上げ
  • 2012年:慶應義塾大学院メディアデザイン研究科終了
        オーマ株式会社の取締役に就任
        ダボス会議に日本人として最年少出席する
  • 2013年:国・行政のあり方に関する懇談会のメンバーを務める
  • 2014年:READYFOR株式会社として独立・代表取締役CEOとなる
  • 2016年:カンブリア宮殿に出演(テレビ初出演)
  • 2017年:病気が発覚し、闘病する
  • 2018年:病気から復帰・初の外部資金を調達する
  • 2019年:新事業READYFOR SDGsをリリース
        日本ベンチャー大賞「経済産業大臣賞(女性起業家賞)」受賞

米良はるかさんは、20歳の頃にナイキジャパンでインターンをされていました。ナイキジャパンのインターン時代に関わっていたのは、主にインフルエンサーマーケティング事業です。あらゆる会議に同席し、さまざまな業務の経験をされたそうです。

SPYSEEやREADYFORの立ち上げ時はオーマ株式会社に属することなく、立ち上げやリリースメンバーにいました。自身は、経営や起業などには興味がなかったため、大学院卒業後にやっとオーマ株式会社に所属することとなります。

2012年に、世界各国の首脳や大企業のトップなど有識者が集まるスイスのダボス会議に出席し、時事問題についてディスカッションをしました。

米良はるかの経歴

クラウドファンディング

ここからは、米良さんの経歴について詳しく紹介していきます。

幼少期

米良はるかさんは東京都出身で、お父様は資生堂のコピーライターだったそうです。お母様も資生堂の広報部にいて、社内結婚だったようです。お父様がコピーライターという仕事をしていたおかげで、子供の頃からクリエイティブなことを身近に感じていたそうです。

インタビューで、人生で最も影響を受けた人をお父様だと明かしていました。お父様も独立して自分で事業を立ち上げ、マルチパラレルキャリアを実践していたそうです。

イギリスに留学

米良はるかさんは慶應義塾大学経済学部に進学します。そして大学3、4年生のときに就活をしましたが、目標も決まらず、同級生たちがどうして迷わずに進路を決めるのかわからなかったそうです。モヤモヤしていたところ、「同じ年齢で就活するのは日本くらい」と当時付き合っていた彼に言われたことと、もう少し勉強したいという気持ちもあったことから1ヶ月イギリスのロンドン・スクール・エコノミクスに留学します。

米良はるかさんは、留学先でもたくさんの影響を受けたといいます。特に影響を受けたのが、自分と年齢が変わらないのに学生で起業してその事業をGoogleに売却し、Googleの社員として働いているけどまだまだやりたいことがあるからまた起業する、といった女性の話でした。

選択を迷っていた自身からするとやりたいことを見つけて挑戦し、評価を得て、また新しいことに挑戦することに感銘を受けました。そこから自分は起業家に向いているかもしれないと気づいたそうです。

READYFORを立ち上げる

米良はるかさんは日本に帰国後、READYFORを立ち上げます。アメリカでクラウドファンディングが盛り上がり始めていたことと、米良さんが実現したい「個人がやりたいことを発信し、それを多くの人が応援する」というクラウドファンディングの世界観が日本国内でも成長するマーケティングになる、と確信していたため迷わずに立ち上げます。

順調な一方で様々な問題を抱える

READYFOR立ち上げてすぐは軌道に乗りませんでした。日本ではまだクラウドファンディングという考え方が受け入れられていなかったからです。しかし、立ち上げから2年目には黒字になり、事業自体は成功していきます。

設立当時は学生起業だったため学生メンバーで和気あいあいとしていましたが、COOやCFOが入ってきてメンバーも30人に増えました。会社は成長していく一方で、評価制度やカルチャー作りなどが追いつかず苦労したそうです。

また、事業を大きくするなど目先の数字を追いかけることで手一杯で、社員が増えるにつれて1人1人とコミュニケーションを取ることが難しくなっていきます。そして、組織として未熟なまま走り続けた結果、メンバーが離職してしまったこともあったそうです。

事業自体は着実に伸びていましが、当時は外からは見えていない問題を内部では抱えていたとインタビューで明かしています。

READYFOR株式会社とは?

READYFORは、2011年4月に始まった日本初のクラウドファンディングサービスです。クラウドファンディングとはインターネットを使い、自身のやりたいことを実現するために不特定多数の人から少しずつ支援金を集めることを言います。支援金をくれた人にはお返しをし、お金を払った人にもメリットがあるという仕組みです。

ここ数年で、日本にもクラウドファンディングが広まりました。少し古いですが2019年のデータでは、READYFORを通して立ち上がったプロジェクトは累計1万件以上100億円のお金が流れたそうです。

アライアンスパートナーには金融機関、自治体、大学など250以上の方がいて、新しい挑戦を応援しています。READYFORは日本で初めてできたクラウドファンディングサービスということもあり、規模も日本最大です。

READYFOR SDGs

2019年から始まったREADYFOR SDGsでは、法人と団体をマッチングさせる事業を行っています。READYFOR SDGsは過去1万件以上のREADYFORのクラウドファンディングサポートをはじめ、ネットワーク・ノウハウから企業がパートナーシップを組むときに安心・安全な団体を紹介するサービスです。

米良はるかの推定年収

年収はご本人が明かしているわけではないので正確な金額はわかっていませんが、1,000万円から2,000万円くらいはあるのではと予想されています。READYFOR株式会社では2019年までに1万件上のプロジェクトが立ち上がり、100億円もののお金が動いていることから、年収もそれくらいだと推測されています。

さらに、講演会なども行っていて、そこからの報酬も含めれば2,000万円以上を得ている可能性もあるかもしれません。

米良はるかは何の病気?治った?

病室

会社の組織の体制や問題などに悩んでいた29歳のとき、悪性リンパ腫という血液のがんが発覚します。医師から病気だと言われたときは死ぬかもしれないと思ったそうですが、抗がん剤治療を受ければ死ぬ確率は低い病気だったそうで、そこで意識が変わったそうです。

治療にかかる期間が明確だったため、自身と向き合う時間を与えられていると考えたそうです。自分が本当に成し遂げたいことはなにか、本当になりたいことなどを米良はるかさんは考え、また会社に戻って事業を続ける決心をします。

完治し会社に復帰

約半年かけて米良はるかさんは無事に完治し、会社に復帰しています。復帰後は良くなかったところをすべて変えようと思い、大きなお金が流れるようにCLOやCTOに参画してもらい経営陣の拡充、強化を行いました。専門性のある人を増やして会社のメンバーを100名以上にします。

闘病生活から着想を得た新たなサービスを開始

さらに、初の資金調達を行い、同年に新しい事業としてREADYFOR SDGsをスタートさせます。企業とクラウドファンディング実行者をマッチングさせるサービスで、自身の闘病生活からアイディアを得たそうです。

ご自身が患った悪性のリンパ腫の抗がん剤が開発されたのは、2000年頃です。米良さんは医療の研究領域に十分なお金が流れていない現実を知り、お金が流れる環境を早急に整えなくてはならないと考えます。企業と社会が一体になれば達成できるのではないかと考え、READYFORは企業の力が借りられるような新たなサービスを始めました。

米良はるかは結婚している?夫は誰?

米良はるかさんはご結婚されています。2014年に結婚していたようです。READYFORが株式会社化した時期だとインタビューで明かしていました。

お相手は、大学の同級生だった山田唯人さんです。2人は大学生の頃から交際していて、米良さんが就活に悩んでいたときに相談したのは山田唯人さんだったそうです。山田唯人さんも外資系戦略コンサルフォームで働いているそうで、お二人とも経済に大きく関わりがあり、経済界を引っ張る存在として活躍されています。

また、米良さんの闘病中も真摯に支え、よく病院に通われていたようです。

子どもがいる?という噂もあったみたいですが、子どもに関する情報や記事などはなく、子どもがいるかどうかはっきりしたことはわかりません。

米良はるかのSNS

米良はるかさんのSNSは、最近はウクライナのクラウドファンディング関連を積極的にツイートされています。興味のある方はぜひクラウドファンディングも覗いてみてください。

Twitter

まとめ

米良はるかさんはいち早くアメリカでの流行のクラウドファンディングを日本に取り入れて、浸透させてきました。今後も活躍に期待したいですね。