三崎優太(青汁王子)の反社疑惑を巡る裁判の真相は?日刊ゲンダイと和解!

  • 2023年6月19日
  • 2023年6月19日
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三崎優太(青汁王子)さんは、越山晃次さんによって反社疑惑の嘘情報を拡散されたことをきっかけに、裁判で真相を巡って争い、最終的に日刊ゲンダイと和解(実質勝訴)した人物です。

三崎優太(青汁王子)さんが反社だという疑惑はすべて越山晃次さんによって仕組まれた嘘の情報であり、その嘘を鵜呑みにして記事にした週刊新潮と日刊ゲンダイは両者ともに裁判で負けるという結果になりました。

時系列で紹介すると、2020年に越山晃次さんが、三崎優太(青汁王子)さんが反社的勢力であるとして訴え、それに便乗した週刊新潮と日刊ゲンダイが間違った情報を記事に掲載していました。

裁判では、三崎優太(青汁王子)さんと越山晃次さんの直接対決で三崎優太(青汁王子)さんの勝訴、三崎優太(青汁王子)さんと週刊新潮は三崎優太(青汁王子)さんの勝訴、三崎優太(青汁王子)さんと日刊ゲンダイは和解(三崎優太(青汁王子)さんの実質勝訴)という結果になり、三崎優太(青汁王子)さんの主張が全て認められ、完勝という結果に終わりました。

本稿では、三崎優太(青汁王子)さんの人物像の紹介から、反社騒動の原因である越山晃次さんとの関係、そして3つの裁判について紹介し、三崎優太(青汁王子)さんの身の潔白がどのように証明されたかを詳しく説明していきます。

この記事でわかること

・三崎優太(青汁王子)さんのプロフィールや経歴
・三崎優太(青汁王子)さんの生い立ちから現在までの活躍
・三崎優太(青汁王子)さんが争った反社裁判の概要
・反社会的勢力の定義
・三崎優太(青汁王子)さんが勝訴した3つの裁判の詳細
・三崎優太(青汁王子)さんは反社ではないという事実

三崎優太(青汁王子)とは?プロフィール・経歴

三崎優太(青汁王子)の経歴

三崎優太(青汁王子)さんとは、起業家、実業家、経営者、YouTuber、インフルエンサーなど、様々な顔を持つ人物です。

プロフィールや経歴は一般人ではありえないほど波乱万丈で、成功と失敗と復活というまるでジェットコースターのような人生を送っています。

ここでは、三崎優太(青汁王子)さんの生い立ちから現在までを詳しく紹介します。

三崎優太のプロフィール

  • 名前:三崎優太(みさき ゆうた)
  • 愛称:青汁王子(あおじるおうじ)
  • 生年月日:1989年3月29日
  • 血液型:A型
  • 身長:181㎝
  • 体重:75㎏
  • 出身地:北海道札幌市
  • 学歴:クラーク記念国際高等学校(通信制)卒業
  • 現居住地:東京都渋谷区(青汁ヒルズ)
  • 総資産:推定200億円以上
  • 現職:株式会社みさきホールディングス代表取締役社長、個人投資家、インフルエンサー、YouTuber

生い立ち~起業

三崎優太(青汁王子)さんは、北海道の札幌市で生まれました。

高校生時代はゲームに没頭し、2度の退学、悪い友達とつるむなど、多少やんちゃな生活を送っていたようです。

しかしある日、パチンコで勝った15~16万円のお金でパソコンを購入したことが大きな転換点になります。このパソコンを使って趣味だったゲーム関連のWebサイトを立ち上げ、同級生を巻き込んでサイト内のアフィリエイトで高校生としては大金となる月収400万円を獲得します。

このアフィリエイト運営で「自分の力で起業する」という思いを実現に近づけた三崎優太(青汁王子)さんは、高校卒業後の2007年11月に株式会社メディアハーツ(現:ファビウス株式会社)を起業し、初期はアフィリエイト事業や携帯電話コンテンツ制作で収益をあげていきました。

美容事業立ち上げ~青汁王子になるまで

この会社はトラブルなどで一度休眠状態にし、まっさらな個人での活動に戻ると、今度は株式投資で収益をあげて個人投資家としての才能を発揮します。

その後、十分な資金を手にするとメディアハーツでの活動を再開し、2014年に美容通信販売事業で女性向け美容ECブランド「FABIUS」を立ち上げ、成功を収めました。

さらに、健康食品の市場に目をつけると「すっきりフルーツ青汁」を売り出して大ヒットを記録します。「すっきりフルーツ青汁」は累計1億3,000万個も売れ、会社の売上高は前期比539%増となる年商131億円という数字を記録しました。

これにより、将来有望な若手実業家の仲間入りを果たした三崎優太(青汁王子)さんは、中性的で美しく端正なルックスも注目され、メディアへの露出が増えていき“青汁王子”としてもてはやされることになります。

脱税事件~マルチな活動

順風満帆だった経営者としての生活でしたが、2019年2月に1億8,000万円もの脱税容疑で逮捕されることになります。

当時は「他の人も同等のことをやっている」という思いだったそうですが、逮捕~起訴を経て有罪が確定すると、自分の罪を認めてビジネス界から距離をとり、Twitter上で「青汁劇場」というネタ企画のアカウントを始動させます。

その後は、ホストに転身して売上数千万円を達成したり、NHKから国民を守る党公認候補として衆議院議員総選挙に立候補したり(後に出馬取りやめ)、格闘技に挑戦したりと、それまで実業家だったのが信じられないほど多才でマルチな活躍をするようになります。

脱税事件では多くの人が手のひらを返して去っていき、「悲しいけれど人は裏切る」という悲壮感を味わっていた三崎優太(青汁王子)さんでしたが、SNSなどでの発信で理解してくれる人がいるということを知れたのは、本人にとって心強く大きなことだったようです。

反社騒動~現在の活動

また、脱税後はそれまで良好な関係だったビジネスパートナーの越山晃次さんに裏切られ、会社の乗っ取り、反社的存在だという嘘情報を拡散されるという散々な目にあっています。しかし、この反社疑惑については、裁判で越山晃次さん本人との直接対決、2つの出版社との対決という合計3つの裁判で勝利を勝ち取っていて、疑惑を払拭することに成功しています。

最近では、SNSでの活動によって法人税の件や反社騒動の件について多くの人に理解してもらえたと感じているようで、SNSでの活動には一区切りをつけることを示唆しています。

ビジネス界での活動については、2020年7月7日に設立した株式会社みさきホールディングスの代表取締役社長として、若者やベンチャー、スタートアップ企業の支援、発掘という事業に挑戦しています。

また、2023年9月には脱税事件の執行猶予があけるため、今後は年商1,000億円を超えるようなビジネスの新展開も考えているそうです。

三崎優太(青汁王子)が数年にわたって繰り広げた反社裁判を解説

裁判

三崎優太(青汁王子)さんは、自身が反社的存在だと訴えられた裁判や、反社的存在だと記事にした出版社を訴えた裁判で数年に渡って争いました。

反社裁判は3つの裁判に分かれるので、各裁判の概要を解説していきます。

各反社裁判の判決内容

反社裁判のきっかけは、実業家の越山晃次さんが、三崎優太(青汁王子)さんに対してアスクレピオス製薬(アスク社)の議決権行使禁止仮処分申立という裁判を起こしたことが最初になります。
越山晃次さんの狙いは、アスク社の60%の株式を三崎優太(青汁王子)さんに売却していたことを無効化させることでした。
この裁判で越山晃次さんは、株式の売却は三崎優太(青汁王子)さんが反社的存在だと知っていたらしなかったと主張しましたが、訴えは認められず議決権行使を禁止する仮処分の申し立ては却下されました。

次に、三崎優太(青汁王子)さんが反社的存在であると報じた出版社との裁判です。
週刊新潮を発行している新潮社との裁判では、新潮社と執筆記者を相手に名誉毀損で訴えました(損害賠償等請求事件)。
判決は新潮社と執筆記者に220万円の賠償命令(損害賠償200万円、弁護士費用20万円)が下され、三崎優太(青汁王子)さんの勝訴となりました。

日刊ゲンダイとの損害賠償等請求裁判においては、一審では名誉毀損が認められませんでしたが、控訴審では越山晃次さんの証言の信憑性が低いと判断されて敗色濃厚になると、日刊ゲンダイは和解に応じ、実質的に三崎優太(青汁王子)さんの勝訴となっています。

反社会的勢力とは?

反社会的勢力

三崎優太(青汁王子)さんの反社裁判では、本当に反社会的勢力と関りがあるのかが争点となりましたが、反社会的勢力の定義はどうなっているのでしょうか。

幅広い団体、個人が対象

反社会的勢力は法務省が「平成19年指針」でその存在を定義していて「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人」と決められています。

反社会的勢力の一例としては、暴力団(指定暴力団、個人としての暴力団員、暴力団準構成員含む)、暴力団関連企業(フロント企業・暴力団経営企業、企業舎弟など)、株主権利を濫用する総会屋、社会運動や政治活動団体を隠れ蓑にする社会運動標榜ゴロ、株価操縦やインサイダー取引で稼ぐ特殊知能暴力団、構成メンバーが集団で常習的に暴力的な不法行為をしている反グレ集団などがあげられます。

暴力団排除条例による社会からの排除

反社会的勢力に対しては、国や地方自治体は暴力団排除条例(暴排条例)などを盾に徹底的に社会から排除するという姿勢をとっていて、もしも偽の情報に踊らされて三崎優太(青汁王子)さんが反社的存在であると認められていたら、社会的に活動するのが無理な状態になっていたでしょう。

ビジネス界では反社的な存在として取引や資金調達などが難しくなり、個人として生活していく上でも、反社的存在は迷惑客として入店を断られたり、レンタカーが借りられなかったりと支障をきたすことになります。

近年では、反社会的勢力はその存在を隠すようになり、見分けが付きづらくなっています。
三崎優太(青汁王子)さんのような有名人につけ入ろうとする勢力もあり、有名人や企業は反社チェックを行い、反社会的勢力と関わらない、取引をしないようにするのが常になっています。

三崎優太(青汁王子)を反社認定させ会社乗っ取りを企てた越山晃次との裁判

対立する男性

三崎優太(青汁王子)さんが反社裁判に巻き込まれたのは、全て越山晃次さんとの対立がきっかけです。

越山晃次さんは脱税事件で弱っている三崎優太(青汁王子)さんにつけ入り、会社乗っ取りを企てたのですが、その結果として反社裁判が始まることになります。

青汁王子と越山晃次の関係

三崎優太(青汁王子)さんと越山晃次さんの関係は、2019年の脱税事件が起きる以前、2016年まで遡ります。当時はふたりとも経営者という立場であり、交流の場である経営者の塾で顔を合わせ、ビジネスの相談や情報交換で交流を深めていきました。

その後、越山晃次さんは共同経営していたアスクレピオス製薬(アスク社)の完全支配のために株式を購入するお金を三崎優太(青汁王子)さんから借り受け、さらには入手した株式からアスク社の60%の株式を三崎優太(青汁王子)さんに売り、三崎優太(青汁王子)さんが経営していたメディアハーツの傘下になることを希望したのです。

結果として、アスク社は2017年に年商約1.7億円、2018年に約24億円、2019年に約71億円という急成長を遂げ、越山晃次さんは三崎優太(青汁王子)さんを尊敬する対象として公にしていました。

しかし、三崎優太(青汁王子)さんの脱税での逮捕をきっかけに、越山晃次さんは「三崎が転落している今が大チャンス」などと発言するようになり、三崎優太(青汁王子)さんへの対立姿勢をとるようになります。

越山晃次が青汁王子を反社認定させたいのは会社乗っ取りが目的?

脱税事件後、越山晃次さんは言葉巧みにアスク社の経理などの主導権を握り、背任行為に手を染め、会社乗っ取りを企てます。しかし、数々の不正行為が三崎優太(青汁王子)さんによって発覚すると、当然の対応としてアスク社の取締役から解任されそうになります。

これに対して裁判で対決しようとしたのが、越山晃次さんが三崎優太(青汁王子)さんを訴える形になった、議決権行使禁止仮処分申立の裁判になります。この裁判で越山晃次さんは三崎優太(青汁王子)さんが反社会的勢力であると主張しましたが、これは自身の会社乗っ取りを正当化するためでした。

反社裁判における両者の主張

越山晃次さんが三崎優太(青汁王子)さんを反社的な存在に仕立て上げようとしたロジックは、「三崎優太(青汁王子)さんが反社会的勢力だと知っていたらアスク社の株式を売ることはなかった」「三崎優太(青汁王子)さんはライバル企業に街宣車を送り込むような反社会的行為を行う人物だから株式譲渡は無効である」という錯誤無効を訴えるものでした。

越山晃次さん側が、三崎優太(青汁王子)さんが反社的な存在だとする根拠は、三崎優太(青汁王子)さんが反社とつながりがあることを示す「和解契約書」という書類でした。しかし、この和解契約書は、脱税事件の時に国税庁の調査をかわすために作成した捏造書類であり、脱税事件の調査の際に三崎優太(青汁王子)さんはこの和解契約書は架空のものだったと潔く認めています。

つまり、存在しない情報が記された和解契約書を前面に三崎優太(青汁王子)さんが反社であると訴える越山晃次さんの主張は、完全に無意味なものとなっていました。
当然、裁判所もその点をはっきりと認め、三崎優太(青汁王子)さんは反社的な存在ではないとし、越山晃次さんの議決権行使禁止仮処分申立は棄却されています。

青汁王子の完全勝訴で越山晃次はアスク社取締役を解任

判決では、三崎優太(青汁王子)さんが完全勝訴し、越山晃次さんはアスク社取締役を解任されることになりました。しかし、恐ろしいことに裁判に負けたにもかかわらず、越山晃次さんのアスク社に対する背任行為は度を越したものになっていました。

解任前に実行していたのは、会社の金1億円を自分の口座に移したり、不正な3億円の投資を行ったり、役員報酬を不当に上乗せしたりとやりたい放題でした。

さらに、裁判中にはアスク社の資産や社員といった財産を子会社のアクア社に移動させ、さらにそのアクア社を得体の知れない海外の企業にたった300円で売り飛ばしたのです。

おそらくですが、アクア社を買った企業は越山晃次さんの息のかかった会社であり、アスク社を解任されても、自分の財産は守り通すという狡猾な立ち回りを見せたのでした。

三崎優太(青汁王子)の反社疑惑を記事にした新潮社との裁判

インタビューの取材

新潮社は、越山晃次さんに取材して三崎優太(青汁王子)さんの反社疑惑を記事にしています。

三崎優太(青汁王子)さん側は記事の掲載前に不正確な情報の記事を載せるのは辞めて欲しいと申し入れますが、新潮社はそれを受け入れず週刊新潮とデイリー新潮で、三崎優太(青汁王子)さんの反社疑惑を報じたのです。

新潮社が掲載した反社記事の内容

新潮社は越山晃次さんに取材し、彼の一方的な主張を鵜呑みにする形で記事を掲載します。

タイトルは「青汁王子のすっきりしない金銭トラブル第二幕」「『街宣車を押しかけさせたんだよね』青汁王子、”贖罪キャラ“の裏で新たな裁判」といったもので、最初から三崎優太(青汁王子)さんが反社勢力であると決めつけるような内容でした。

反社裁判における両者の主張

名誉毀損で訴えられた新潮社の主張としては、記事の内容は越山晃次さんに取材して聞き取りをした内容を書いたもので、三崎優太(青汁王子)さんの社会的評価を低下させることを狙ったものではないとしています。

また、脱税事件の際に「和解契約書」で街宣車を依頼した事実があり、さらには山口組系暴力団の企業舎弟とされる金融業者が三崎優太(青汁王子)さんからの依頼を受けて街宣車を仲介したことを認めていると主張しました。

これに対する三崎優太(青汁王子)さんの主張は、反社的存在だと記事にされることで、賃借物件の審査に落ちたり、自身が株主となっている会社の取引が打ち切られたりして、営業上の不利益を被ったとしました。

争点のひとつとなった和解契約書について

本裁判でも、三崎優太(青汁王子)さんと越山晃次さんの直接対決で争点になった和解契約書の存在がクローズアップされることになりました。

この和解契約書は脱税事件の際に架空のものだったことが明らかになっていて、新潮社の「和解契約書で街宣車を依頼」という記事の内容は完全に誤報となりました。

これは、新潮社が越山晃次さんの主張を鵜呑みにした結果であり、三崎優太(青汁王子)さんが反社であるという前提で記事を書いていることに落ち度があったと言わざるを得ません。

青汁王子の完全勝訴で新潮社に220万円の支払い命令

判決は、三崎優太(青汁王子)さんが反社だという間違った情報を雑誌に載せ、名誉を毀損したことを認めるものとなりました。

新潮社と執筆記者には220万円の賠償命令(損害賠償200万円、弁護士費用20万円)が下され、三崎優太(青汁王子)さんの主張が完全に認められた完全勝訴という形になりました。

三崎優太(青汁王子)の反社記事及び見解記事を掲載した日刊ゲンダイとの裁判

新聞を売る売店

日刊ゲンダイは新潮社の記事の後追いで三崎優太(青汁王子)さんが反社であるという記事と見解記事を掲載しました。

本件に関しても、三崎優太(青汁王子)さんはすぐに裁判で争うことになります。

日刊ゲンダイが掲載した反社記事の内容

記事のタイトルは『ド派手実業家「青汁王子」のマズイ素顔…反社との関係発覚』というもので、青汁王子としてもてはやされた三崎優太(青汁王子)さんが、実は反社との関係があったとする内容を掲載し、若手実業家として人気絶頂だった三崎優太(青汁王子)さんが凋落する様を面白おかしく演出しようとする意図が見え隠れするものでした。

具体的に記事の内容を読んでみると、三崎優太(青汁王子)さんがメディアハーツのライバル企業シエル社に対し、嫌がらせのために右翼団体の街宣車を送りつけるなど、反社会的勢力との繋がりがあるというものでした。

反社裁判における両者の主張

日刊ゲンダイの記事に対して三崎優太(青汁王子)さんは、記事が掲載されることで損害を受けたため、名誉毀損であるとして日刊ゲンダイと記者Yに対して損害賠償請求と謝罪広告の掲載を求めたほか、すべての記事の削除を求めました。

これに対して日刊ゲンダイは、記事で書かれている三崎優太(青汁王子)さんは、会社を経営する有名人で、そういった人物が罪を犯し、反社的な存在であるという情報は市民の知る権利であると主張しています。

記事に公益性がある際は名誉毀損に当たらないという判例が多いことから、こういった主張はタブロイド誌などが訴えられた際の常套句となっています。

一審で青汁王子が敗訴した理由

一審では、日刊ゲンダイの主張が認められ、記事の掲載に関して違法性が認められないという判決になりました。

この判決では、「日刊ゲンダイの記事は三崎優太(青汁王子)さんの社会的評価を低下させることは明らか」としながらも、記事に公共性・公益目的・真実・相当性がある場合は名誉毀損には当たらないという判断でした。

三崎優太(青汁王子)さんが反社であるかどうかは判決に大きく左右されず、記事が相手にダメージを与えているにもかかわらず、それを広く周知させる行為は違法に当たらないという、三崎優太(青汁王子)さんとしては到底納得できない判決でした。

当然、敗訴した三崎優太(青汁王子)さんは、事実ではない「反社的人物である(反社組織と繋がりがある)」という報道を放置することはできず、即時控訴することになります。

控訴審の判決を待たずに和解が成立

控訴審では、越山晃次さんが日刊ゲンダイでの取材や尋問において嘘をついているとして、越山晃次さんが追求されている背任行為などの刑事事件の記録や、一審では出すことができなかった多くの信憑性の高い証拠を提出しています。

これにより、裁判での勝ち目がないと悟った日刊ゲンダイ側は和解という形で裁判の終結を図り、三崎優太(青汁王子)さんに関する反社記事を全て削除し、三崎優太(青汁王子)さん側も日刊ゲンダイに対する損害賠償請求を破棄しました。

三崎優太(青汁王子)さんの目的は名誉毀損で賠償金を得ることではなく、自身が反社ではないことを証明することだったので、和解という形ですが実質は完全勝訴と変わらない結果となっています。

三崎優太(青汁王子)の反社との関与は事実無根の証言

嘘の証言

最後に、なぜ三崎優太(青汁王子)さんが反社である、反社組織と関わりがあるという騒動になってしまったのか、改めてまとめると、全ては越山晃次さんの策略によるものです。

反社疑惑は越山晃次が青汁王子を陥れるためについた嘘

アスク社での資金の私的流用や背任行為が明るみに出て取締役から解任されそうになると、越山晃次さんは三崎優太(青汁王子)さんが反社であると証言して自分の身の安全を図りました。

反社であるという主張は自分で考えついたのか、それとも誰かに入れ知恵されたのかは明らかになっていませんが、かつて三崎優太(青汁王子)さんのメディアハーツとシエル社がライバル関係にあったという事実を知っていて、それを無理やり反社とのつながりがあったというストーリーに仕立て上げたのでしょう。

そしてその嘘に乗っかる形で、人気実業家の凋落を面白おかしく書きたかった新潮社と日刊ゲンダイが参加することで、反社騒動は大事になっていったのです。

反社認定されることで生じるリスク

もしも世間的に反社的な人物であると反社認定されてしまったら大きなリスクが生じます。実際、偽の情報で反社記事が出ただけでも、三崎優太(青汁王子)さん個人としては賃借物件の審査に落ちたり、自身が株主となっている会社の取引が打ち切られたりするといった被害を受けています。

それだけ世間は反社という存在に対して、厳しい目を向けて、できるだけ関わりを持ちたくないとしている事がわかります。もし、泣き寝入りして反社疑惑を受け入れていたら、さらに普通の生活が送れなくなるような大きなリスクがあったことは想像に難くありません。

新潮社・日刊ゲンダイの反社記事は越山晃次によるでっち上げ記事

裁判でも明らかとなったように新潮社と日刊ゲンダイが報じた、三崎優太(青汁王子)さんが反社的人物である、または反社組織と繋がりがあるという記事は、越山晃次さんの主張を鵜呑みにしたでっち上げ記事ということが確定しました。

新潮社と日刊ゲンダイは裁判で負けたり和解したりすると記事を削除していて、一度、世間に出した記事を取り下げるということは、出版社において完全に負けを認めたことになります。

まとめ

複数の反社裁判で真実を争って、身の潔白を証明した三崎優太(青汁王子)さん。
すべての責任は、三崎優太(青汁王子)さんに会社を数十億の価値まで上げてもらったのにその恩を仇で返すような越山晃次さんの振る舞いにあることがわかりました。

越山晃次さんは裁判で負けた後も、三崎優太(青汁王子)さんを誹謗中傷するような動画作成に関わった嫌疑があり、また、特別背任の捜査から逃れるためにタイに家族を連れ立って逃亡中という情報もあります。

タイでは新たな日本向けのビジネスに向けて動き出しているという情報もあり、今後もさらに三崎優太(青汁王子)さんに対して攻撃的な行為を続けるとなると、新たな争いが勃発する可能性も考えられます。身の潔白を証明した三崎優太(青汁王子)さんとしても、越山晃次さんの動向には注意を払い続けなければいけません。

三崎優太(青汁王子)さんが公開した動画でもその点について触れていて、渋谷警察署の知能犯係の捜査により、越山晃次さんが逮捕されて罪をしっかり認めることを期待しています。

今後、越山晃次さんがさらなる攻撃を見せるのか、日本とタイという地理的には遠く離れた二人の対決が、さらなる展開を見せるのか、まだまだ目が離せない問題となっています。