右田孝宣はサバ一筋の社長!年収/経歴/双子・逮捕の噂は本当?

  • 2022年6月23日
  • 2023年3月28日
  • 社長

右田孝宣さんをご存知ですか?右田孝宣さんは鯖の専門店である「鯖や」の代表取締役を務める人物で、他にも株式会社SABAR、FISHBIOTEC株式会社と3つの会社で代表取締役社長を務めていて、鯖やの売り上げも4億超えと成功を収めている起業家です。

本記事では、右田孝宣さんのプロフィールや経歴、サバで勝負することを決めた経緯、逮捕と出てくる理由についてを詳しく紹介いたします。

右田孝宣のプロフィール

まずは、右田孝宣さんのプロフィールと略歴を見ていきましょう。

プロフィール

  • 本名:右田孝宣(みぎた たかのぶ)
  • 生年月日:1974年9月3日
  • 出身:大阪府大阪市西淀川区
  • 血液型:A型
  • 最終学歴:大阪市立淀商業高等学校
  • 職業:起業家
    株式会社鯖や 代表取締役社長
    株式会社SABAR 代表取締役社長
    FISHBIOTEC株式会社 代表取締役社長

略歴

  • 1992年:高校卒業後水泳のインストラクターとして働く
  • 1993年:友人に誘われて魚屋に転職
  • 1997年:オーストラリアに渡り、回転寿司店で働く
  • 2000年:帰国
  • 2004年:居酒屋「笑とり」をオープン
  • 2007年:「鯖や」を設立・代表取締役社長に就任
  • 2008年:青森県八戸市「八戸前沖さばブランド推進協議会」から八戸前沖さば大使に任命
  • 2009年:ネット販売も始める
  • 2010年:香港へ海外進出
  • 2012年:大阪空港の空弁に採用される
  • 2013年:新規店舗開店のためクラウドファンディングで資金を集める
  • 2014年:とろ鯖専門店「SABAR」を開業
  • 2016年:シンガポールへ海外信州
  • 2017年:事業拡大のためにクラウドファンディングで資金を集める
  • FISHBIOTEC株式会社設立・代表取締役社長に就任
  • 2018年:一般社団法人日本鯖文化協会を設立・代表理事に就任
         「サバへの愛を語り3685万円を集めた話」で本を初出版
        テレビ番組カンブリア宮殿に出演
  • 2022年:スタ☆アトピッチJapanでオーディエンス賞を受賞
スタ☆アトピッチJapan

スタ☆アトピッチJapanのスタアトはスタートアップとアトツギベンチャーを略したものです。

創業10年までの未上場のスタートアップ企業と新規事業などに挑む家業のアトツギ経営者候補が応募資格で、全国各地で活躍している有望な企業、アトツギによるプレゼンコンテストです。

全国を8ブロックに分けて地域ごとにブロック大会を行ったあとに、各ブロックで勝ち進んだ者たちによる全国大会がありました。この大会の第3回に、右田孝宣さんは出場しました。右田孝宣さんは近畿ブロックで勝ち進み、全国大会に出ました。そこで、見事オーディエンス賞を受賞します。

右田孝宣の経歴

サバの刺身

ここからは、右田孝宣さんの詳しい経歴について見ていきましょう。

魚嫌いなのに魚屋さんに就職

右田孝宣さんは、サバ一筋で会社をここまで大きくして来ましたが、実は20歳くらいまで魚が嫌いだったそうです。子どもの頃は魚が大嫌いでした。その理由は、お母様の手料理の魚が魚特有の臭みがする調理方法だったようで、生臭くおいしくなかったそうです。その結果、魚=生臭いというイメージがついて嫌いになったようです。

右田孝宣さんは、いつから魚愛に目覚めたのでしょうか。それは高校卒業後に、友人からその友人が働いているスーパーの鮮魚市場が人手不足で、来てほしいとお願いされたことがきっかけです。魚があまり好きではなかったので、乗り気ではなかったのですが、結局働くことになります。

魚嫌いなのに魚屋さんに就職してしまった右田孝宣さんですが、魚を配達した先の割烹料理店でまかないをいただくことがありました。そこで食べさせてもらったカレイの煮付けが生臭くなく、とてもおいしかったそうです。そこから魚がおいしいと気づき、右田孝宣さんは魚に魅了されていきます。

お母様の料理方法が違っていれば、また、友人に誘われて魚屋さんで働かなければ、ここまでサバに魅了されることはなかったかもしれませんね。

ワーキングホリデーでオーストラリアへ渡る

右田孝宣さんは「海外で働くってかっこいいな」と考えて、1997年にオーストラリアにワーキングホリデーをします。オーストラリアでは回転寿司のチェーン店のスーパーバイザーとして働き、2店舗だったお店をなんと13店舗まで拡大させお店に貢献していました。この頃からすでに右田孝宣さんは海外でウケるサバ寿司を研究開発していて、これがきっかけでサバに詳しくなります。

そして回転寿司チェーンでの仕事ぶりが評価されて、26歳のときに年収1,000万円以上だすからメルボルンの店を任せたいといわれるまでになりました。2店舗から13店舗までお店が増えたので必然的かもしれません。

しかし、右田孝宣さんはこの誘いを断り、日本へ帰国します。理由は、日本でやり残したことがあるのではないかと考えたからです。

「鯖や」を設立

日本へ帰国した右田孝宣さんは就職をして、営業の仕事をしていました、しかし、営業の仕事ではなかなか成績は上がりませんでした。そこで、自分には会社で勤めるよりも接客や商売が向いていると感じ、自身で海鮮居酒屋を始めます。この頃すでに結婚していた右田孝宣さんは、奥様と一緒にお店を切り盛りしていました。

海鮮居酒屋は最初から繁盛していたわけではありませんでしたが、このとき居酒屋で一番人気があったサバ寿司に注目します。サバはオーストラリアで研究していて得意分野だったため、奥様と話し合いサバ一本でチャレンジすることを決心します。

右田孝宣さんは、2007年に「鯖や」を設立します。最初は法人向けの宅配サービスを中心に行っていました。そこから、店舗を立ち上げてネット販売なども開始させました。スーパーやデパートで催事などを開き、知名度を徐々にあげて店舗も増やしていきました。

鯖やの売り上げや店舗数は順調に伸び、なんと2010年には海外進出まで果たします。現在はシンガポールにもお店があり、海外での日本食やサバの人気ぶりが伺えます。

さば専門の料理店「SABAR」を設立

さらに、2014年にとろさばに絞ったさば専門の料理店「SABAR」を開きます。このSABARもとても人気で、サバ好きを中心に愛されています。現在、SABARは全国に18店舗展開しています。

SABARを設立するときは、クラウドファンディングで資金を集めました。資金を集めた経緯などが記されているのが、右田孝宣さんの初めての著書「サバへの愛を語り3685万円集めた話」です。クラウドファンディングで3,685万円が集まり、開業できたようです。

右田孝宣さんは、2017年にもクラウドファンディングを募りました。目標金額はなんと1億1,380万円と1138(いいさば)にかけています。ここでも無事に目標を達成して、サバの養殖業や研究開発の企業を設立して事業拡大に成功しています。

右田孝宣さんの事業は上手くいっている点だけではなく、開業・起業の資金はクラウドファンディングで集めて成功している点も大きく注目されています。

右田孝宣の推定年収

複数の会社の社長である右田孝宣さんの年収は一体いくらなのでしょうか。会社を経営する前の話ですが、なんと月収が3万5,000円の時代もあったそうです。「鯖や」の13期の売り上げは4億7,700万円でした。他の会社の売り上げと合わせて考えると、3,000万円から4,000万円くらいはあるのではないかと推測できます。

右田孝宣の事業まとめ

サバの焼き魚

右田孝宣さんが現在行っている事業についてまとめました。

株式会社鯖や(代表取締役社長)

「鯖や」は、鯖の総合商社です。2007年に設立し、2008年に卸事業を業者向けにスタートします。2009年には、ネット販売も開始させます。

鯖やでは、冷凍の刺身や寿司など様々な商品を取り扱っています。大阪と青森に工場が3箇所あり、直営店が大阪の福島に1店舗あります。デパートの催事などに出店していて、全国各地で「鯖や」の商品を買うことができます。また、グループ会社であるさば料理専門店のSABARにサバを卸しています。

株式会社SABAR(代表取締役社長)

株式会社SABARは、さば料理専門店「SABAR」を経営しています。サバの中でも特に栄養価の高いとろさばを専門に扱い、その魅力を世界に発信することを目的としています。

現在は、日本国内外に全18店舗(近畿8店、関東3店、中部地方4店、中国地方2店、シンガポール1店)お店があります。なんとメニューは38品もあり、サバにかかっているそうです。

FISHBIOTEC株式会社(代表取締役社長)

FISHBIOTEC株式会社は、2017年に設立されました。サバの養殖事業、研究開発事業、養殖のコンサルティングを行っている会社です。いいサバを販売するため、サバをもっと研究するために新たに作られた会社です。

従業員は8名と小さな会社で、「鯖や」や「SABAR」でもっといいサバを仕入れるために作られたようです。

一般社団法人日本鯖文化協会(代表理事)

2018年にサバの良さを広めるべくできた協会です。サバに関わる人がもっと幸せになれるように、知られざる健康効果や産業としての可能性まで、サバの素晴らしさを広め、子どもたちやまたその子どもたちにも伝えていくことをコンセプトにしています。百貨店などで期間限定の催事やサバマルシェを開き、サバの良さを広める活動を行っています。

右田孝宣は双子でそっくりな弟がいる!

右田孝宣さんの写真を検索していると、右田孝宣さんが2人いる?かのような写真がでてくるのですが、実は右田孝宣さんには双子の弟さんがいます。

弟さんの名前は右田孝哲さんです。顔がそっくりな弟さんの右田孝哲さんは、鯖やとSABARの副社長を務めています。弟さんからはサバだけ捌いていてほしいなどと言われることもあったそうで、右田孝宣さんは持ち前のアクティブさで会社を引っ張るアイディアマンとして営業などに力を入れ、弟の右田孝哲さんは人を支え、助けることを得意としています。

お互いの長所を活かしつつ、社長と副社長の役割を分担して経営を行っているようです。弟さんとは家族であり、苦楽をともにする仲間でもあるため、仕事だけでなくプライベートでも飲みに行くぐらい仲がいいそうです。

逮捕歴があるって本当?

右田孝宣さんをネットで検索すると「右田孝宣 逮捕」と出てきます。右田孝宣さんには逮捕歴があるのでしょうか。結論からいうと、サバ博士でサバ一筋の右田孝宣さんには逮捕歴はありません。

実は、右田孝宣さんという弁護士の方が逮捕されました。同姓同名だったため、鯖やの右田孝宣さんも逮捕歴があると思われたようです。同姓同名なだけで、「鯖や」の右田孝宣さんは逮捕とは全くの無関係です。たまたま同姓同名の方が逮捕されて、間違われやすいので、右田孝宣さんも少し迷惑に思っているかもしれませんね。

右田孝宣は結婚していて「鯖や」は奥様が名付けた?

右田孝宣さんは結婚されています。右田孝宣さんがオーストラリアへ行く前から交際していて、3年間ほど遠距離恋愛をしていたそうです。右田孝宣さんがオーストラリアから帰国してからご結婚されたそうです。

右田孝宣さんはネットワークビジネスにはまって貯金を使い果たしたため、お昼ご飯代を彼女(現在の奥様)からもらうなんてこともあったそうです。奥様はそんなときも右田孝宣さんを懸命に支えていらしたそうで、右田孝宣さんは本当に奥様に感謝しているそうです。

右田孝宣さんが海鮮居酒屋を始めるときは、奥様から借金をして開業したそうです。そして、サバ一本で勝負しようと提案したのも奥様です。海鮮居酒屋でサバが1番人気だったことから、サバに絞るべきだと見抜いたのは奥様です。また、鯖やの名も奥様が名付けました。奥様がいなければ、「鯖や」はできなかったかもしれませんね。

右田孝宣の評判

右田孝宣さんが手掛ける事業に関する評判をまとめました。

美味しい鯖料理、選ぶのに迷うぐらい種類がありました。雰囲気もよく、気軽に行けるお店でした。

ゆったりお食事できると思います!

鯖づくしで大満足

鯖にこだわった料理の数々。メニューのネーミングセンスもツボです。

引用元:SABAR京都烏丸店 HOT PEPPERグルメ

低評価の口コミはありませんでした。値段は少し高めですが、それくらいの価値があると書かれていることも多く、サバが好きな人は絶対に行くべきお店だということが伺えます。

まとめ

サバだけで複数の会社、お店を経営する右田孝宣さんは現在、養殖業も始めました。今後もサバ一筋で勝負する右田孝宣さんの活躍に期待したいですね。