小川嶺はタイミーのやり手社長!経歴/年収/年齢/評判まとめ

  • 2022年5月10日
  • 2023年1月30日
  • 社長

小川嶺さんはスキマバイトサービスアプリの「タイミー」を生み出した人物です。タイミーは2019年から女優の橋本環奈さんをCMに起用し話題となりました。

タイミーの社長である小川嶺さんとは一体どんな人なのでしょうか。経歴や年収についてご紹介したいと思います。

小川嶺とは

小川嶺さんは25歳と若いながら株式会社タイミーの社長を務める人物です。小川嶺さんが生み出したスキマバイトサービスアプリの「タイミー(Timee)」は、利用者数245万人超え、企業25,000企業、導入店舗数は63,000店舗です。2018年にアプリリリースされてからどんどん利用者も企業も増えています。

小川嶺さんは厳密に言うと、まだ立教大学経営学部在学中のようです。2020年3月に卒業できなかったとTwitterに投稿していました。その後、「2021年7月に卒業したい」「単位ください」とつぶやきがあり、それ以降は何も書かれていません。恐らく卒業ができたらTwitterなどSNSに報告すると思うので、2022年4月現在も卒業していないかと思われます。

プロフィール

  • 本名:小川嶺(おがわりょう)
  • 生年月日:1997年4月13日
  • 出身地:東京都
  • 趣味:将棋・サッカー
  • 職業:株式会社Timee代表取締役CEO・九州大学非常勤講師・立教大学経営学部在学

略歴

  • 2015年:株式会社OneBoxでインターンをする
  • 2016年:立教大学で学生団体RBSA(起業家育成団体)を立ち上げる
        慶應ビジネスコンテスト(KBC)で優勝
  • 2017年:大学生とアパレル店員のマッチ求サービスFASTUを立ち上げる
        株式会社Recolleを登記
  • 2018年:株式会社タイミーへ社名を変更
        ワークシェアリングサービス「タイミー」アプリリリース
  • 2019年:未上場にして20億円の資金調達を発表する
         Forbes 30 Under 30 Asiaに選ばれる
        橋本環奈さんのCMが放映開始
  • 2020年:NHKの「ストーリーズ【特集】コロナ×Z世代」に出演
         将棋認定2段となる
        コロナ禍で売り上げが1/3になったが年末には最高収益を更新
  • 2021年:Great Entrepreneur Awardで「顕著な実績を出している企業」で1位獲得
  • 2022年:タイミーの利用者数230万人、企業25,000企業突破

なんと小川嶺さんは、高校生のときにインターンを経験します。高校生でインターンは早いですよね。それだけ事業をしたいという気持ちを他の人より早くに持っていて、さらにその思いが他の人より強かったのではないでしょうか。

趣味の将棋はテレビで対局などもしていて、二段に認定されました。また、藤井聡太さんとの写真が公開されたり、直筆の認定書が公開されていたりと親交があるようです。

小川嶺さんの会社タイミーでは、2019年から橋本環奈さんを起用したCMが放映されています。2022年現在も継続して出演されており、橋本環奈さんがかわいいと度々話題になっています。

タイミーの急成長ぶりや小川嶺さんが若いことから、様々なメディアやテレビ番組などに取り上げられています。

小川嶺の推定年収

これだけ話題のアプリを制作しているので、稼いでいるのではないでしょうか。結論からいうと、小川嶺さんの年収は公開されていません。しかし、月商は2億円近いと言われていて、社員の募集も年収400万から600万円ぐらいで募集されていることから、年収1,000万円ほどではないかと推測されています。

小川嶺さんは学生の隙間時間や、サラリーマンのプライベートの空いている時間などをシェアリングすることで人手不足に苦しむ社会がなくなると考えていますと言っていました。この言葉からわかるように、お金を稼ぐことよりも良いサービスを提供すること、世の中を良くしたいと考えていることがわかります。

小川嶺の経歴

握手するビジネスマン

ここからは、小川嶺さんの学生時代からの経歴を詳しく紹介します。

経営者を目指すきっかけは曾祖父

小川嶺さんの曾祖父は牧場を経営する有名な企業家で、小川乳業を経営していました。曾祖父の代では、あの有名な明治乳業・森永乳業と合わせて三大乳業と呼ばれていました。

小川嶺さんの曾祖父と福沢諭吉との2shot写真もあり、国から認められる大企業だったと小川嶺さん自身が話していました。それだけ有名な大企業でしたが、祖父の代で連帯保証人になったことが原因で倒産してしまいます。祖父は倒産しても再起を目指して頑張っていたのですが、突然亡くなってしまいます。

小川嶺さんは祖父が亡くなったことから、時間が有限であることを悟り、祖父の思いを継いで若くして起業することを考えます。

起業を目指すきっかけは小川嶺さんの曾祖父や祖父の影響が強かったと思います。また、他にも小川嶺さん自身の経験で、高校3年生のときに文化祭で縁日を1から計画し、お客として来てくれた子どもたちが喜んでいるのを見て、「自分の作ったプロダクトで人が喜んでくれた」という体験をしたそうです。その体験から漠然とこれを仕事にしたいと思うようになったそうです。

さらに、松下幸之助さんの本「道をひらく」にも影響を受けたそうです。起業して「孫が自慢できる企業」を作れたらかっこいいなと思ったことがきっかけで、経営者を目指すようになります。

高校生で起業

小川嶺さんは、なんと高校生から起業しています。残念ながらタイミーのように上手くはいかずに失敗していますが、その失敗がタイミーに活かされているようです。

高校3年生のとき創立3ヶ月の株式会社One Boxでインターンをします。そこではボコボコにやられたと小川嶺さん自身がインタビューで明かしていました。その後、大学に入学してから起業家育成団体である学生団体RBSAを立ち上げます。

高校3年生から大学1年生のときに行っていた事業は当時民泊が流行っていたので、そこからアイディアを得て民食のサービスを作りました。学生をターゲットにして、食材の余っている主婦が料理を提供するというものでした。しかし、軌道に乗せることができず、1ヶ月ほどで事業をたたむことになります。

株式会社Recolle創業

小川嶺さんは2016年に慶應ビジネスコンテストに参加し、見事優勝します。そのときに考えたのは、おしゃれじゃない大学生とアパレル店員のマッチングサービス「FASTU」です。ビジネスコンテストで優勝できたことをきっかけに、実際に事業にしようとしますが、投資家たちからは欠点を指摘されてしまいます。

投資家たちの指摘にその通りだと思った小川嶺さんは、試着するだけで割引になるサービスに方向転換をします。それらのアイディアは高く評価され、投資してくれる人は現れたことから株式会社Recolleを創業します。

しかし、「おしゃれじゃない自分の問題を解決するために考えたサービスだったのに、おしゃれでないことが関係ないものになってしまい自分がやる意味があるのか」と考え、これも辞めてしまいます。その後、出会い系アプリを作ったり、イベント斡旋事業だったりを行うのですが、どれも失敗してしまいます。

タイミーの誕生

数々の事業を作っては失敗していた小川嶺さんは、ある日サービスのアイディアを思いつきます。きっかけは、起業したいけどお金がなくてできなくて、日雇いバイトをしていた小川嶺さん自身の経験からです。

日雇いで働いても面接を受けたり、説明会があったりと面倒なことが多く、もっと簡単に日雇いで働けたらいいのにと考えたことから、「タイミー」が生まれます。「アイディアは自身の生活から得られる・自分が不便だと思っていることは他の人も不便だと思っている人がほとんど。それを良くするのが起業」だと小川嶺さんは話していました。

タイミーはリリースされてから1年足らずで、20億円の資金を調達します。未上場にもかかわらず、それだけのお金が集まるのはすごいと話題になりました。それだけタイミーのアプリに期待が寄せられていたということです。タイミーはさまざまなメディアに取り上げられて、大きな話題を集めます。その後、小川嶺さんは2019年の「Forbes 30 Under 30 Asia」という30歳以下の世界を変える人に選ばれます。

しかし、2020年は新型コロナウイルスで、飲食店は時短営業になり、人手不足などがなくなり、タイミーの利用率は大きく激減します。一時期はコロナウイルスのせいで、売り上げが1/3になりました。しかし、その後は日雇いの需要が徐々に高まり、年末には最高収益を更新します。

タイミーの勢いは今も衰えることはなく、小川嶺さんは今後、数年で上場することを目標としています。2021年には、Great Entrepreneur Awardで「顕著な実績を出している企業」部門で1位を獲得します。そして2022年4月現在、タイミーの利用者は230万人を超え、多数の企業に利用されています。

株式会社Timeeがタイミーとは?

アプリ開発

小川嶺さんは、株式会社Timeeの代表取締役CEOです。株式会社Timeeでは、「タイミー(Timee)」というアプリを提供しています。タイミーは今日のバイトがすぐ見つかるスキマバイトサービスです。

すぐに働きたい人と、すぐ人手がほしい事業者をマッチングさせるアプリです。働く人は面接や説明会がなく、したい仕事を選ぶだけですぐに働くことができます。勤務終了後に、すぐお金を受け取ることができる日雇いバイトサービスのアプリバージョンのようなものです。

タイミーを利用している企業や事業者は、人手がほしい時間や求めるスキルを登録すると、条件に合った働きたい人が自動的にマッチングしてくれます。タイミーは「働き方」時代に合わせることで、人手不足などの社会問題解決に努めています。

小川嶺はプログラミングができる

小川嶺さんは、会社経営だけでなく、プログラミングもでき、あらゆるスキルを持ち合わせています。タイミーのサービスをアプリにしたいと考え、なんと自分でアプリを作ったそうです。過去にプログラミング教室に通っていた経験があり、そのときの知識を活かしてアプリの試供品を作り、投資家に見せて資金を調達したようです。

小川嶺の噂!タイミーでアルバイトしている?!

小川嶺さんがタイミーでアルバイトしている、という噂は事実です。サービスの向上のために社長自ら、タイミーを年に数回、利用するそうです。実際に利用することで、今後のサービス向上に役立てています。

Twitterでも過去に「今日、タイミーで働きます」と投稿がありました。タイミーでアルバイトをしていたら、もしかすると小川嶺社長に出会えるかもしれません。社長自らサービスを良くするために自身の作り出したサービスを利用する姿は、好感が持てますね。

タイミーの評判

小川嶺さんの評判そのものはありませんでした。しかし、タイミーの評判はあったので、そちらを紹介します。

良い評判

タイミーってアプリで単発バイト何回も入れてるところからうちに来ないかって言われて早ければ今月末か来月頭から働く

初タイミーでバイトしてきました 優しい店長でホットした またいきたーい

勤務終了5分以内に口座に振り込まれるタイミーまじ優秀

就活とバイトの両立に悩んでる人には「タイミー」がおすすめ!

悪い評判

タイミーのバイト1日2つできるようにとかしてほしい

残念ながらタイミー地方じゃほとんど求人ないのだよ。大阪ですら少ないし交通費ないのも多いから結局時給換算で割に合わないの。。。

タイミー全然仕事ないわ…

派遣でタイミー始めたけど、募集しているのデリバリーばっかじゃねぇか

タイミーは利便性の高さから良い評価をたくさん得ています。ただ、まだまだサービスが十分にひろがっているわけではなく、地方の人からは求人がないと低い評価を得ています。

また、人気の求人に偏りがあり、その求人に希望者が殺到するため希望した仕事が受けられないなどの口コミもありました。どんどん利用する企業も増えていますから、きっと求人の偏りや地方の求人が少ないなどの問題は徐々に解決するのではないでしょうか。

小川嶺のSNS

小川嶺さんは一時期、YouTubeの投稿にも挑戦していたようです。現在は、更新されていませんが、企業の失敗談や若手社長の1日密着などをアップされているため、これから事業を立ち上げる人や起業を目指している方の参考になるのではないでしょうか。

YouTube

小川嶺さんの近況がわかるTwitterアカウントです。

Twitter

まとめ

若くから起業している小川嶺さんの姿や、失敗しても何度も挑戦する姿勢からは学ぶべきことがたくさんあります。時間が有限だという言葉も重みを感じますし、今後も小川嶺さんの活躍やタイミーの成長に期待したいですね。