葉葺正幸とは?和僑商店HD社長の経歴と年収/お米ビジネスを調査

  • 2022年5月19日
  • 2023年1月23日
  • 社長

お米でビジネスをはじめた日本実業家である「葉葺正幸」さんは、いくつもの会社の社長を兼任していることで知られています。なぜ会社を兼任することになったのか、葉葺正幸さんの経歴やプロフィール、また評判や噂話、さらに社長になった経緯について紹介します。

2017年に和僑商店ホールディングスを設立した葉葺正幸さんは、お米でビジネスを行う篤農家です。SNSでも若くして起業した実業家として名前が挙がっています。葉葺正幸さんは初めから大企業に就職をしたいという考えはなく、どうしたら商品が売れるようになるのかを考えることから始め、会社を設立したのだと語っています。

本記事は、いつどのようにして葉葺正幸さんが会社を興し、社長に就任することになったのかを解説します。

葉葺正幸とは

葉葺正幸さんは、1973年5月に新潟県十日市に生まれ、1992年に新潟県立巻高等学校を卒業後、法政大学経済学部を1996年に卒業しています。大学を卒業後は、愛宕商事株式会社に入社します。

プロフィール

  • 氏名:葉葺正幸(はぶき まさゆき)
  • 生年月日:1973年5月
  • 出身:新潟県
  • 学歴:法政大学経済学部卒業

略歴

葉葺正幸さんが株式会社和僑商店を起業した時の年齢は27歳で、早くから会社設立の経験があります。

また、自分が設立した会社の代表だけではなく、他の企業の代表や会長を数多く兼任しています。米を生産し消費するまでのお米ビジネスに着目して企画や提案を行い、米を扱う業界では一目置かれている存在です。

  • 1996年:法政大学経済学部を卒業後、愛宕商事株式会社に入社
  • 2001年:株式会社和僑商店を起業、おむすび銀座十石を展開
  • 2009年7月:古町糀製造所を設立
  • 2011年:今代司酒造株式会社の代表取締役に就任
  • 2012年9月:ロート製薬株式会社とスキンケア商品を共同開発して「糀肌くりーむ」を販売
  • 2013年:株式会社峰村商店代表取締役社長に就任
  • 2014年:今代司酒造株式会社代表取締役会長に就任
  • 2015年:越後味噌醸造株式会社代表取締役に就任
  • 2016年:鮭や鱒の加工や販売を行う小川屋の事業を継承
  • 2017年:和僑商店ホールディングスを設立

自然食品である糀を使った日焼け止めができないかと研究した結果、天然由来成分である白糀コメエキスを配合させることにより、紫外線から素肌を守り、潤いを保てる日焼け止めをなどスキンケア商品の開発に成功しています。

葉葺正幸の経歴

おむすび

ここからは、葉葺正幸さんの詳しい経歴について紹介します。

愛宕商事株式会社に入社後に事業を立ち上げる

葉葺正幸さんは、将来経営者になりたいと考えていたので、初めから大手企業に就職することを希望していませんでした。1992年に新潟県立新潟県立巻高等学校を卒業後、法政大学経済学部を1996年に卒業します。その後、愛宕商事株式会社に入社し、後に米を中心におむすびや味噌、糀、日本酒や漬物、また魚の加工など食に関する事業を立ち上げます。

愛宕商事株式会社に入社後に行われた社員総会で、ある役員の「社長を育てるのが自分の夢だ」という言葉を聞いて、総会の休憩時間中にその役員に対して自分を社長にしてくださいとお願いをしに行ったという話があります。

その後、グループ内の商社に配属され、農家を相手に環境リサイクルのためのプラントを販売する仕事をしていましたが、売れ行きはよくありませんでした。どうしたらもっと商品が売れるのかを考える必要があり、ここで考える経験ができたと言います。

葉葺正幸さんの毎日は会社に朝一番に出社し、掃除をすることから始まり、余った時間は読書をする時間にあてて、夕方まで外回りをして夜は自分磨きの時間にしていました。入社してから同じことを社内で繰り返して3年が経ち、他の会社からもうちで働かないかとスカウトされた経歴があったようですが、葉葺正幸さんは楽なことをしても結果は得られないと考え、すべて断ったそうです。

社長からオファーされる

ある日上司から「うちの社長がおむすび屋をさせたがっているがやる気はあるか」と聞かれ、代表と電話で話をしました。直接話もしたことがないのにいきなり出た話に驚いたようですが、やりますと即答で返事をしたそうです。葉葺正幸さんが入社して4年、27歳の時でした。

お米のすばらしさを広めるためにおむすび屋に通う

新潟のお米のすばらしさをいろんな形で広めていきたいという思いがありました。しかし、葉葺正幸さんにはまったく料理の経験がなかったため、最初にしたことは都内でどんなものがどのように売れているのかを調べるための市場リサーチでした。

東京の某所に小さな事務所を間借りして、何をするのもすべて一人で行っていた経歴があります。葉葺正幸さんは都内でどのようなものが売れているのか知りたかったため、東京にある数多くのおむすび屋へ出かけています。

しかし、半年経過しても、どのように商売をしていいのかが見えてくることがなく、ライバルの店におむすび屋の商売の仕方を教授してほしいと頭を下げに行った経験もあったようです。怒鳴られたり、丁寧に話をしてくれたりする方もいましたが、それでも知りたいあまり、夜中にゴミ箱をあさって、何を仕入れてどんなものを作っているのかを調べていた経験もあるようです。

銀座十石のオーナーとなる

本当に商売ができるのか不安な毎日を過ごしていると、君に買って欲しい店があると申し出てきた人がいました。高級おむすび店とも言われた、銀座十石のオーナーでした。思い入れのある店なので君のような熱意がある人にぜひ引き継いでもらいたいと言われ、2001年に銀座十石の運営をすることになり、葉葺正幸さんは正真正銘の経営者になりました。銀座十石のオーナーの気持ちに応える形で、葉葺正幸社長は誕生しました。

銀座十石のオーナー就任後、南蛮味噌と出会う

葉葺正幸さんが会社の運営をするために行ったことは、銀座でおむすび24時間配達しますというチラシを作成して配布をすることでした。これが受けて注文が急激に増え、事業を拡大することができました。

しかし、会社の業績が伸びている最中、幹部5人が、ただ仕事が大変になるだけでやりがいを感じられないという理由で退職しました。これをきっかけに葉葺正幸さんは起業とは何か、また事業を続けていく意義とはどこにあるのかを考え、辛い体験をした経歴があったようです。

そんな中、葉葺正幸さんのもとに、新潟から南蛮味噌と書かれた食材が届きます。中には食材の他に、手紙と地元の風景の写真も同封されていました。手紙にはうちのおばあちゃんが作った味噌で、おむすび作りで試して欲しいと書かれてあり、葉葺正幸さんはとても心惹かれたようで、送られてきた味噌でおむすびを作りました。

また、手紙の送り主の名前から三代目鈴木紀夫とネーミングして売り出し、手紙と写真を店頭に置いておいたそうです。名前の付け方と売り出し方が話題になり、三代目鈴木紀夫は大ヒット商品になりました。

葉葺正幸さんは「自分たちはコンビニエンスストアーやファミリーレストランなどのようなチェーン店ではないし、大量生産して販売もしないし、地方で収穫された美味しい食材を、生産者の思いごとおむすびにして消費者に提供して食べてもらうことが大事なのだ」ということに気がつきました。

事業に魂が宿った瞬間だったと、葉葺正幸さんは話しています。

その後、現在ではおむすび、糀、酒、味噌、漬物の4事業に拡大して、農業や伝統産業や食文化をビジネスという手法でどのようにして広げ、次の世代に引き継ぐかを現在も葉葺正幸さんは考えています。

葉葺正幸の展開している事業・サービス

お米

葉葺正幸さんはいくつかの会社の社長を兼任していて、それぞれの会社で事業を展開し、商品の開発とサービス提供を行っています。

おにぎり専門店銀座十石

株式会社和僑商店運営のおにぎり専門店銀座十石では、地元新潟米に合う絶品の具材を選んでおむすびを作り販売しています。ここで売られているおにぎりは種類が豊富で、具の種類も季節ごとに変えており、商品の数が充実していることが知られています。

梅のほどよい酸味とちりめんの風味が感じられる梅ちりめんや、塩気が効いている鮭の大きな身が入っています。ご飯の甘味とマッチしている鮭、醤油がしみ込んでいる焼きおにぎりにチーズが入っている焼きおむすびは単品からでも購入可能です。

また、ご飯に合うおかずとして冷凍回数を減らし、鮮度にこだわった魚を焼き魚にしての販売や、お米そのものの美味しさを知ってもらうためにおにぎりに使用しているお米の販売も継続中です。

味噌ガトーショコラ

2022年にNSGグループの株式会社峰村商店では、発酵食品の味噌と乳製品の相性の良さに着目して、期限付きですが味噌ガトーショコラを制作し販売しています。濃厚なチョコレートの中に、株式会社峰村商店で一番人気がある越後味噌白粒を加えることで、ほのかに感じる塩気が特徴的なスイーツを制作して販売することが実現できました。

スキンケア商品

古町糀製造所とロート製薬が共同開発を行い、現在でもしみやそばかすの原因になる紫外線から肌を守るスキンケア商品を販売中です。葉葺正幸さんは地元のブランド農産物を使って開発を行い、現在も商品を製造しています。

葉葺正幸の推定年収

葉葺正幸さんが卒業された大学は法政大学で、経済学を学んでいました。同大学出身の社長にはカルビー株式会社の代表取締役兼COOの伊藤秀二さんや、日立物流代表執行役の中谷康夫さんなどがいて、偏差値が高いこの大学の出身には会社の社長になった方が多くいるようです。

葉葺正幸さんも現在は銀座十石をはじめとして、今代司酒造株式会社や株式会社峰村商事、越後味噌醸造株式会社や株式会社小川屋といった100年以上続の歴史を持つ伝統産業や事業を担っています。会社の社長を兼務して、株式会社和僑ホールディングスを運営しています。

2018年の調査で民間の給与実態を調査して統計を取ってみると、役員年収には大きく差があり、中小企業の役員については最低で300万円未満、高額になると2,500万円以上あるといわれていて、相当な格差があります。

従業員の数が多く、収益をたくさん得ている会社の従業員の年収が高ければ、役員の年収も高額になります。業種や役職にもよりますが、仮に従業員300人以下の企業の役員になると、その報酬は平均611万円程だといわれています。

この会社の資本金は1,000万円ですが、株式会社和僑ホールディングスの明確な収益や従業員の給与に関してはどこにも公開されていません。そのため、会社の代表取締役の葉葺正幸さんの年収も具体的な数字は調べても出ていないので推定になりますが、最低でも600万円から1,000万円ほどではないかと考えられます。

葉葺正幸の評判

葉葺正幸さんは、何もないところからどうしたらおむすびを作って売る商売方法や、今後おむすびを作り売り続ける意味とは何かということを考えるところから、最初は自分一人で会社を始めました。その結果、今では4事業を展開し、株式会社和僑ホールディングスを運営する代表取締役にまでになっています。

葉葺正幸さんと運営する会社については、日本の伝統を守るということに着目しているということで大変よい評判があります。地方で育てられている農作物やおいしい食材を生産者の思いとともに、都会に住んでいる人たちへ届けるという発想のもとで、最初はおむすびの販売のみの商売でした。

しかし、他にも糀や味噌、酒、漬物に合わせて4事業に拡大していくことで、これから農業や伝統産業に関して次世代に伝えて受け継がれていくようにするためには食文化やビジネス力をいかにして借りるかを考えながら現在も運営中です。

また、文化を守るだけではなく、現代の生活スタイルにどうすれば合うのか考えることにも力を入れています。近年では、NSGグループが支援する株式会社古町糀製造所が玄米を使用した新商品の販売を2020年に開始しています。

現在は健康食としても注目され、免疫力を高める効果があるとも言われている玄米を使用して、美味しく毎日手軽に摂れるようにというコンセプトをもとにして甘酒を作りました。脂質食の依存を抑制する働きや、腸内環境の改善に役立つことからメディカルライスと呼ばれることになった玄米を使用して、現代人がもっと健康になるような食品を開発したことは消費者からよい評判を得ています。

葉葺正幸は結婚している?家族構成は?

葉葺正幸さんは結婚をされているのでしょうか。
インターネットで検索をしてみるとすでにご結婚されていて、「さくら」さんという娘さんがいることが分かりました。葉葺正幸さん自身はFacebookをしており、家族のことや自分の身の回りに起きたことを公表しています。

実の兄は、ひすいこたろう氏?

葉葺正幸さんにはお兄さんがいて、「ひすいこたろう」という名前でコピーライターをされています。心理カウンセラーの資格を持っているようで、書かれる作品の内容は人の心に寄り添った、優しい内容が多いようです。ひすいこたろうさん自身は、メディアには顔を出していません。

まとめ

葉葺正幸さんは、27歳という若さで起業し、社長に就任をしました。そして、時代の流れを読み取り、地元の食材の良さをアピールできるような商品を開発することで売り上げを伸ばすことに成功しています。時代の流れに逆らうことはせず、その時代に合った形に伝統を融合することでビジネスを展開できる葉葺正幸さんに、これからも注目が集まりそうです。