総理大臣になる為に起業した「髙橋飛翔」って何者?と気になりますよね。
高橋飛翔さんは、東京大学在学中に会社を立ち上げ、デジタルマーケティングを駆使して世の中にインパクトを与え続けている事業家です。高橋飛翔さんの経営する「ナイル株式会社」はその実績が認められ、2021年1月、資金調達の累計額が50億円を超えました。
記事内では、そんなインテリ経営者の「高橋飛翔」さんについてご紹介していきます。彼の人物像、輝かしい経歴、起業後の数々の実績や苦労、噂や会社の評判などをまとめました。
髙橋飛翔とは
まずは高橋飛翔さんのプロフィールと略歴を見ていきます。
プロフィール
- 氏名:高橋飛翔(たかはし ひしょう)
- 生年月日:1985年(昭和60)12月14日(36歳)
- SNS:Twitter1万人※2022年3月1日時点
略歴
- 高校:海城高校
- 大学:東京大学 法学部
- 2007年:VOLARE株式会社設立(東京大学在学中)
- 2015年:ナイル株式会社に社名変更
- 2021年:累計の資金調達額50億円を突破
子供の頃から「世の中に残るものを作る」との想いがあったという高橋さん。夢を実現しながらも、今なお走り続ける姿は素晴らしいですよね。
髙橋飛翔の経歴
髙橋飛翔の大学生時代からの経歴について、紹介していきます。
東京大学在学中の起業サークルとの出会い
高橋飛翔さんは東京の名門である海城中学・高校から東京大学へ進学したエリートです。ですが、受験合格のためだけに人生の全てをささげてきたため、東大に合格した後は大きな虚無感にさいなまれていたそうです。
そんな高橋さんに衝撃を与えたのが、起業サークル「TNK」の存在でした。そこには東大生らしい安定した道を歩みたいという学生はおらず、挑戦的な雰囲気があったそうです。また、当時の代表が実際に在学中に起業したことは、高橋さんの起業の後押しとなったことでしょう。
総理大臣になる準備としての起業
高橋さんは、大学2年生の時にVOLARE株式会社を設立します。親類や知人から集めた資金300万円で家庭教師の紹介事業をスタートしました。その5ヶ月後、銀行から4,000万円の融資を獲得し、ウェブ予備校事業「楽☆スタ」を始動したのです。ちなみに、高橋さんは将来総理大臣になるために起業をしたのだそう。官僚からではなく起業家からのし上がる道を選び、世界を変えられる実力を備えた政治家になることを目指していました。
「まずやってみよう」の失敗から学んだ起業前準備の必要性
銀行から融資を受けて臨んだウェブ予備校ビジネスですが、2,000万円の投資に対して売上は2万円だったそうです。起業の指南書などで「まずやってみよう」という文句を度々見ることがありますが、それをそのまま実践してしまったのが失敗の原因と語る高橋さん。
いくらリスクの取れる若い年代だとしても、市場リサーチを十分にできていなかったり、自分が戦えることに確信がもてなければ、慎重に進めるのがよいと話しています。
髙橋飛翔の展開している事業・サービス
高橋さんが設立したナイル株式会社は、以下のような事業・サービスを提供しています。
- デジタルマーケティング事業:ナイルのSEO相談室、ナイルのコンテンツ相談室
- メディアテクノロジー事業:Appliv(アプリヴ)、Appliv Games(アプリヴ ゲームス)
- 自動車産業DX事業:おトクにマイカー 定額カルモくん
ナイル株式会社は、次々とヒットするサービスを生み出してきました。
2012年にスタートしたスマホのアプリ紹介サービス「Appliv」は月間利用者数が1,000万人を突破。2018年にスタートした車のサブスクサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」は申込者10万人突破し、自動車業界に大きなインパクトを残しました。
総額50億円の資金調達の使い道は、この「おトクにマイカー 定額カルモくん」のマーケティング強化、事業拡大に利用されるようです。
髙橋飛翔の考える学生起業のメリット・デメリット
昨今は学生起業も珍しいものではなくなってきましたが、高橋さんはメリット・デメリットどちらも存在していると考えています。
メリット
若くして強い敵と戦えること。経験豊富な社会人と全くの未経験の学生が同じ土俵で戦える。他の学生が経験できないような、とても貴重な体験ができる点をメリットとして挙げています。
デメリット
社会人が当たり前にしていることができないこと。貴重な経験を多く積める反面、社会人としての基礎がないまま社会の荒波に放たれる点をデメリットと挙げています。実際に、採用したい人物像が明確でないまま大量に採用してしまい、大量の辞職者を出してしまったそうです。計画的に動けていなかったことが原因としていました。
髙橋飛翔の考える起業家にとって重要な素養
高橋さんは起業家に必要なこととして、以下の3つの要素を挙げています。
夢と志
社会の目線や顧客の目線(志)と個人的に目指す起業家像(夢)が一致できれば社会にインパクトを与える起業家になれる。子供の頃から偉人伝を読むのが好きで、夢や志について考える機会に恵まれていたとのこと。
諦めない
勝つまでやれば負けじゃない。諦めない気持ちが起業家としての成長に繋がる。毎日のように「ネバーギブアップ」と声をかけられる家庭で育ったことで、自然と身につけられたそうです。
倫理観と筋を通す
志と同じで、皆の期待に答えるためには信頼が必要。その信頼を勝ち取るためには、倫理観と筋を通すことが不可欠。10億円以上の資金を預かる経験もされていますから、説得力がありますね。
髙橋飛翔の考えるビジネスアイデアの見つけ方
異なる分野でのビジネスを成功させてきた経験から、ビジネスアイデアの見つけ方についても、ヒントを出しています。一番大切なことは、「コアなビジネスアイデア」を見つけること。コアなビジネスアイデアとは、ユーザーの悩みと新たな解決案がセットになること。徹底的にリサーチを継続することで、コアなビジネスアイデアを自分の頭で生み出せるようになるそうです。
「事業家集団」とは
ナイル株式会社は「デジタルマーケティングで社会を良くする事業家集団」をビジョンに掲げています。デジタルマーケティングは、集客から決済までオンラインで完結させるビジネスモデルです。事業家集団の意味するところは、自分の専門領域の技術を磨くのは当然として、事業全体のことも考えられる人材であるべきだ、という想いが込められているのだそう。全員がエキスパートであり事業家になれれば、より強固な組織が作れそうですね。
髙橋飛翔(ナイル株式会社)の噂や評判
ナイル株式会社の噂や評判をまとめました。
オフィス内の作業環境が清潔で、ストレスなく仕事に取り組める。
誰にでもチャレンジできる機会が与えられていて、女性も働きやすい環境。
評価基準が明確な分、成長は評価に繋がるが、現状維持を目標にすると評価が下がる。
まとめ
自動車業界にもデジタルマーケティングで存在感を示す「高橋飛翔」さんについて、ご紹介しました。学生起業から始まり10年以上さまざまな事業を成功させる手腕は見事ですよね。まだ30代の若手事業家ですから、今後の活躍にも期待ですね。