高橋ダン(投資家YouTuber)の経歴が凄すぎる!年収/経歴詐称も調査

投資家YouTuberの高橋ダンさんをご存知でしょうか。高橋ダンさんは、登録者数58.5万人のトップ投資家YouTuberです。10年以上アメリカ・ニューヨークのウォール街で実績を積んで来た経験から、独自の目線で金融についての知識や情報を分かりやすく解説している動画が人気となっています。

日本人の金融リテラシーを高めることをコンセプトに情報発信活動をされており、初心者にも分かりやすいコンテンツ制作を目指しているそうです。ウォール街では自らヘッジファンドを設立・売却までおこなっているため、資産は数十億円とも言われています。

今回はそんな投資家YouTuber高橋ダンさんの経歴や年収、経歴詐称の噂について詳しくご紹介します。

高橋ダンのプロフィール

まずは高橋ダンさんのプロフィールや略歴について見ていきましょう。

高橋ダンさんは日本人のお母さんとアメリカ人のお父さんの間に生まれたハーフなのですが、両親とも東京大学出身ということで、頭脳的には一流サラブレッドと言えるでしょう。実際に、世界ランキングでは東京大学よりも10位以上上位にランキングされているコーネル大学の首席グループで卒業されています。

プロフィール

  • 名前:高橋ダン
  • 本名:高橋・ダニエル・圭(たかはし だにえる けい)
  • 生年月日:1985年7月23日
  • 出身地:東京都
  • 身長:不明
  • 職業:投資家、YouTuber
  • 所属事務所:Zeppy
  • 最終学歴:大卒
  • SNS:YouTube58.5万人、Twitter11.2万人

※2022年7月時点

略歴

  • コーネル大学アイビーリーグスクール 首席卒業
  • 2007年:モルガン・スタンレー 入社
  • 2008年:ファースト・ニューヨーク 入社
  • 2011年:ヘッジファンド 設立
  • 2015年:ヘッジファンド 売却
  • 2016年:シンガポール移住
  • 2019年:YouTubeチャンネル「Dan Takahashi – PostPrime」開設
  • 2020年:YouTube登録者数10万人突破
  • 2020年:YouTube登録者数30万人突破
  • 2020年:PostPrime 創業
  • 2021年:新型SNSサービスPostPrimeリリース
  • 2021年:YouTube登録者数40万人突破
  • 2021年:YouTube登録者数50万人突破

高橋ダンさんは、10歳まで日本で過ごしていましたが、以降はアメリカで過ごすことになります。そして、12歳の時に初めて投資に出会います。始めの資金はお年玉を集めた10万円ほどだったようで、父親から「10万円より20万円の方が欲しくないか?」と言われたことがきっかけとなり、その10万円でアメリカの国債を購入したそうです。

当時の利回りは8%前後を推移していた時代だったそうで、10年で倍になる計算をして購入にいたりました。小学校6年生の少年がそこまで考えてお金を投資に回すなんて、普通なら発想すらもしないですよね。高橋ダンさんの投資家人生はここから始まります。その後時は流れて、高橋ダンさんは世界ランキング20位のコーネル大学に入学します。

大学時代はクレディスイスやJPモルガンといった世界の名だたる証券会社・投資銀行でインターンシップとして勤務していました。大学自体すでに世界最高峰ではありますが、髙橋ダンさんはそんな大学の首席グループの一人として3年で卒業してしまいます。底知れぬ優秀さが垣間見えてしまいましたね。そして、2007年に21歳でウォール街の大手証券会社であるモルガン・スタンレーに入社します。

高橋ダンの経歴

景色を見る男性

ここからは、高橋ダンさんの経歴について詳しく見ていきましょう。

ウォール・ストリートでの悲劇

大学を卒業して勤務していたのはウォール街の大手金融会社モルガン・スタンレーです。ですが、入社した2007年は住宅バブルが崩壊し、翌年2008年はリーマンショックが起きていたため、入社1年目は散々な状況を目の当たりにしたそうです。

大学のインターンシップ時代はお祭り騒ぎのようで、数年でミリオネアになると聞かされていた高橋ダンさん。あまりの景色の違いにショックを受けてしまいます。同僚の9割は解雇されてしまいましたが、トレーダーではなく営業マンとして働いていた髙橋さんは、解雇されずに生き延びることができたそうです。ですが、給与の上昇が見込めないことを確信した髙橋さんは、ヘッジファンドへの転職を目指し始めます。

金融雑誌に掲載されているヘッジファンドの若手トレーダーの多くがファースト・ニューヨークというファンド勤務であることを知った髙橋さんは、直接転職の旨を伝えます。面接では社長から「お前は入社させない」と圧迫面接さながらの雰囲気で言われたそうですが、なんとか食らいつき入社を勝ち取ります。当時から自分でも投資をおこなっていたそうですが、結果は惨敗でした。

入社したファンドは歩合制でモルガン・スタンレー時代の半分以下の給料に下がっていたこともあり、稼げるトレードスキルを身につけるために会社で一番稼いでいるトレーダーを紹介してもらい、毎日朝ご飯やコーヒーを届けて隣の席に座り弟子入りさせてもらいます。その先輩トレーダーからは取引所ごとの商品価格差を狙った裁定取引という手法を教えてもらい、初年度から1億円以上の利益を挙げられるようになりました。個人に入る割合はどれくらいかは不明ですが、仮に30%としたら3,000万円がダンさんに入る計算です。22、3歳で得る収入にしてはかなりの額ですよね。

事業売却からシンガポールを拠点に世界へ

26歳の時に、先輩トレーダーを含む数人で新たなヘッジファンドを立ち上げます。髙橋さんはトレードスキルにかなり磨きがかかっていて、ファンド立ち上げ初年度は高橋ダンさんが会社で最も稼ぐトレーダーになっていたそうです。ただ有頂天になってしまいスキルを過信しすぎたせいで、10分で7億円の損失を出すという大失態をおかしてしまいました。取引ルールを破ってしまい、実績を出した経験から周りの注意も聞き入れられなくなっていたそうです。

そんなこともありながら新たなファンドで4年ほど勤務した後に、所有株の売却という形でファンドの売却を実施します。その資金を元にシンガポールへ移住し事業投資をしながら海外周遊の旅に出るようになりました。海外周遊といえば地球の歩き方を持って旅するイメージがありますが、ダンさんにすればバックパックも持つ必要はなくスマホ一つで問題ないということです。通信手段は世界SIM、宿泊はAirbnb、移動はGrabやUberで完結できるといった旅行ノウハウも変化しているそうです。ダンさんは世界60カ国を旅した経験を元に旅行本まで出版しています。

また、高橋ダンさんはシンガポール居住時に鉱山事業を中心とした様々な事業投資をおこなっていました。現在海外にある会社の動向は不明ですが、今も大きな収益源となっているはずです。

日本に帰国しYouTuberとして活躍

シンガポールを拠点に事業をしながら60カ国以上を周遊した高橋ダンさんですが、2019年に日本へ帰国します。日本を拠点に海外への渡航は続けていたそうですが、2020年に入りコロナウイルスの拡大が始まると、海外にいけず日本で足止めをされてしまいました。そこで何か事業をできないかと考えた結果、始めたのがYouTubeです。

本場のウォール街を経験した人の話を日本語で聞けることなど滅多にないですし、経済・金融に関する情報を分かりやすく解説してくれることからすぐに話題になり登録者数も異例の早さで増加していきます。2019年の年末に開設した高橋ダンさんのチャンネルは3ヶ月で登録者数10万人を突破し、2020年の年末には30万人を突破しました。2021年も同様の調子で伸びていき、2022年7月時点での登録者数は58.5万人に到達しています。

高橋ダンの推定年収

高橋ダンさんの年収ですが、3,000万円ほどと予想しています。内訳としては、YouTube広告の収入が2,000万円、自身の会社でリリースしたSNSでの収入が1,000万円という計算です。YouTubeは月間再生回数が600万回ですので、600万回×0.3円×12ヶ月=約2,000万円となります。

SNSの方はリリース直後から20万ユーザーを獲得しており規模感としては成功しているように見えますので、1,000万円ほどの収入を得ているものと考えられます。2つを合計した数字が3,000万円ということですね。ただファンド売却益やシンガポールでの事業運営、メディア出演や書籍出版などもありますから、資産運用なども含めると実際の収入はもっと大きくなることでしょう。

高橋ダンの事業まとめ

仕事をする男性

ここでは、高橋ダンさんの現在の活動を紹介します。

YouTube

高橋ダンさんは登録者数58.8万人の日本語版YouTubeチャンネル登録者数15.6万人の英語版チャンネルを運営されています。日本人の金融リテラシーを高めることをコンセプトに2020年から動画投稿を始めました。2019年に日本に帰国していた髙橋さんですが、始めは海外への旅の拠点を日本においていただけで長居するつもりはなかったそうです。ただ2020年にコロナが蔓延したことで足止めをくらってしまい、YouTubeに動画を上げるようになったそうです。コロナショックでタイミング的に投資情報が求められていたこともあり、動画投稿開始から3ヶ月ほどで10万人登録を達成しました。ウォール街で12年間勤務していた経験から鋭い目線で経済を分析している点、初心者にも分かりやすく解説してくれる点が評価され、順調に登録者数も増えていきました。自著の書籍を定期的に出版されており、経済メディアにも多く取り上げられていますから、それらが知名度アップに貢献しているのかも知れません。

PostPrime

PostPrimeは2021年に新しいスタイルのSNSとして開始されたサービスです。クオリティの高い情報を簡単に見つけられること、アフィリエイトなどではなくクリエイターが直接収益をあげられることをコンセプトにしたSNSで、リリース直後から20万人以上のユーザーが利用しています。

投資家

おそらく高橋ダンさんのメイン事業となっているのが投資家としての活動でしょう。ウォール街でトレーダーとしてのスキルを磨いた高橋ダンさんは、26歳の時にヘッジファンドを立ち上げ30歳の時に売却しています。その後はシンガポールに移住し、事業売却で得た資金を元に金鉱山事業、不動産投資、貴金属取引など数々の事業に投資をしています。推測の範疇ではありますが、保有資産は数十億円規模と思われます。

高橋ダンの噂!経歴詐称の疑惑?!

高橋ダンさんのことを調べてみると、経歴を詐称しているのではと疑惑を持たれている印象です。海外での経歴ということで情報の真偽が伝わりづらいということ、以前ハーフの男性タレントがコンサル経営者と名乗り経済番組に数多く出演していて経歴詐称がニュースになったことも影響しているのかもしれません。

しかし、高橋ダンさんの経歴については真実のようです。現地のThe Top 100 Magazineというメディアにて、コーネル大学を卒業したことと成績上位5%であることを示すSumma Cum Laudeを受賞していることが述べられています。日本で首席というと一人だけに思えますが、アメリカでは首席は成績上位グループのことを指しており、首席で卒業する人が複数いるのです。

まとめ

投資家YouTuberの高橋ダンさんについてご紹介しました。日本にある外資証券出身のインフルエンサーは多くいますが、本場ウォール街で実績を積んでいて情報発信をされている人はそう多くないでしょう。今後も活動から目が離せませんね。