後藤悟志の経歴/功績がやばい!太平エンジニアリングの売上と評判調査!

  • 2024年8月23日
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  • 社長

後藤悟志さんは、建物の快適な環境を生み出すサービスを提供する太平エンジニアリングの代表取締役です。

1996年に社長に就任後、頭のキレと会社員時代に培った営業力を生かして、太平グループ全体の売上高を700億円以上に成長させ、様々な施策により会社の規模を拡大するなど、大きな実績を残しています。

太平エンジニアリングは1949年に設立し、豊富な設備工事やメンテナンスの実績をもつ歴史ある企業です。

本記事では、後藤悟志さんの経歴や、やばい功績を紹介するとともに、太平エンジニアリングの売上や評判について解説します。後藤悟志さんの人物像や太平エンジニアリングの事業内容について興味のある方は、ぜひご覧ください。

後藤悟志のプロフィール

後藤悟志のプロフィール

後藤悟志さんは、建築設備に関連する事業を展開している株式会社太平エンジニアリングの代表取締役です。経営者一族で生まれたため、少年時代から帝王学を叩き込まれて育ちました。

ニッカウヰスキー株式会社に就職後は優れた営業手腕を発揮し、二代目である父親の体調不良をきっかけに太平エンジニアリングへ入社しました。そして、入社9年目の1996年に代表取締役に就任します。

後藤悟志さんが社長就任後、積極的なM&Aを実施します。20社以上のグループ企業へと成長させたり、年商700億円以上の実績を上げたりするなど、太平エンジニアリングを大きく発展させました。

後藤悟志さんのプロフィールは、以下の通りです。

  • 名前:後藤悟志(ごとうさとし)
  • 生年月日:1957年11月12日
  • 出身地:東京都
  • 居住地:東京都杉並区
  • 身長/体重:177cm/90kg
  • 血液型:O型
  • 最終学歴:青山学院大学経営学部卒業
  • 職業:株式会社太平エンジニアリング代表取締役社長
  • 座右の銘:感謝

後藤悟志の経歴

後藤悟志の経歴

後藤悟志さんの祖父は、太平エンジニアリングの前身にあたる三榮建設工業株式会社の創業者であり、父の後藤一之さんは二代目社長として先代より跡を継ぎました。その後、後藤悟志さんが太平エンジニアリングの代表を引き継ぎ、優れた経営者として広く知られるようになりました。

ここでは、後藤悟志さんが少年時代から太平エンジニアリングの代表を務めるに至るまでの経歴ついて解説します。

少年時代

後藤悟志さんは物心がついた時から、当時社長を務めていた父親の後藤一之さんに帝王学や経営学を教えられてきました。そして祖父と父が会社の代表を務める姿を見ていた後藤悟志さんは、いつか会社を継ぐのだと思いながら育ちます。

ガキ大将タイプであった後藤悟志さんは、人をまとめることが得意であり、いつも近所の子どもたちと一緒に遊んでいました。少年時代から後藤悟志さんには会社を統率するリーダーとしての素質が備わっていたのです。

会社員時代

1980年3月に青山学院大学経営学部を卒業後、後藤悟志さんはニッカウヰスキー株式会社の営業職に入社しました。優れた営業手腕を発揮し、後藤悟志さんは約7年の間に営業マンとして、数多くの実績をあげていきます。

そして、前社長であり父親の後藤一之さんの体調不良を機に、後藤悟志さんは1987年にニッカウヰスキー株式会社を退職しました。

太平エンジニアリング代表に就任

ニッカウヰスキー株式会社を退職後、後藤悟志さんは太平エンジニアリングの営業本部本部長付け代理として入社します。営業本部本部長付け代理として活躍し、1990年にメンテナンス本部長を経て取締役、1991年に常務取締役、1993年に専務取締役と順調に昇進していきました。

そして入社から9年後の1996年に、後藤悟志さんは、太平エンジニアリングの三代目代表取締役社長に就任し、現在に至るまで社長として会社を成長させ続けています。

後藤悟志の太平エンジニアリングでのやばい功績

後藤悟志の太平エンジニアリングでのやばい功績

後藤悟志さんは代表取締役社長に就任後、様々な功績を残しています。積極的なM&Aによる事業展開や多角経営を実施した結果、2019年度に太平エンジニアリングをはじめとした太平グループにて売上高700億円を達成しました。

企業としての成長が著しく、数多くの施策により会社の規模は現在も拡大し続けています。

ここでは、後藤悟志さんが社長就任後に成し遂げたやばい功績のなかでも、印象に残る功績を紹介します。

事業規模・売上拡大実績

後藤悟志さんは、ニッカウヰスキー株式会社で培ってきた営業力を生かして積極的なM&Aを実施し、新たな事業展開を始めました。株式会社山吹ビルサービスや株式会社ヒル・フィールドなどの複数企業を買収し、2023年1月時点で20社以上のグループ会社を形成しています。

また太平エンジニアリングは、建設設備のほかに金融業や不動産事業、リゾート事業など、建設業と関わりの深い異業種に参入するM&A戦略を実施しました。その結果、太平グループは数多くのグループ会社を抱える巨大企業となりました。

そして、多角経営によって太平エンジニアリングを含め、グループ全体でも売上拡大に成功しています。

グローバル化への挑戦

後藤悟志さんは、日本国内で実践してきた太平エンジニアリングの建築を中心とした環境づくりを海外にも提供したいと考え、2005年から東南アジアへの進出を開始しました。シンガポール、ミャンマー、カンボジア、ベトナムの4ヶ国に現地法人を設立し、グローバル展開を成功させました。

海外では設備工事やメンテナンス事業をメインに、レストランやホテル事業など、様々な分野の事業を展開しています。

グローバル化の成功によって後藤悟志さんは、太平エンジニアリングの海外進出や人材の交流も含め、海外事業の構築を目指しています。

後藤悟志の人物像

後藤悟志の人物像

後藤悟志さんは少年時代、ガキ大将タイプであり、人をまとめるのが得意でした。そして現在も、後藤悟志さんは社員や協力会社から『頼れる兄貴』として慕われています。

時には厳しく接することもありますが、社員の幸せやよりよい結果となるように考えてくれていることが伝わってくると評判です。

また、ニッカウヰスキー株式会社に勤務していた頃は営業成績トップの実力を持ち、営業能力が高く、強いコネクションで多数の大手契約を受注してきました。さらに過去には、社員2,000名以上を抱える代表取締役でありながら、後藤悟志さん自身も営業をし、難関と思われている大手企業からの仕事を何件も獲得してきたことも分かりました。

後藤悟志が想う太平エンジニアリングの特長

太平エンジニアリングには、真面目で一生懸命に働く社員が多い点が魅力であり、高い営業力と協力業者との良好な関係が強みです。建設業界は依然として職人気質な社員も多く在籍していますが、自分の仕事やスキルに誇りを持ち、厳しいながらも根気強く仕事を教えてくれる先輩社員の存在も魅力の一つです。

また、創業当時からのモットーである「お客様第一主義」に徹した経営を行い、目先の利益だけでなく、長期的な顧客の利益を優先しています。顧客の希望や期待に応えるために真摯に取り組む社員の姿勢が顧客からの信用につながり、誠実な仕事によって信頼を獲得しています。

太平エンジニアリングとは

太平エンジニアリングとは

太平エンジニアリングは、建築設備を主な事業とし、建物の快適な環境を提供するサービスを行っている会社です。本社は東京都文京区にあり、日本国内外に20社以上のグループ会社を展開中です。

技術と信頼をモットーに、様々な建物設備の「快適な環境作り」に取り組み、「お客様第一主義」の経営と誠実な仕事により信頼を得ています。2019年に創業70周年を迎え、快適な環境を顧客の生活シーンごとに見直し、新たな快適性を追求し続けています。

太平エンジニアリングは空調、給排水・衛生、ガス関連設備工事、メンテナンス、リノベーション、電気などがメイン事業です。

ここでは、「建築設備事業」と「ビルメンテナンス事業」の事業内容について解説します。

建築設備事業

太平エンジニアリングのメイン事業の一つは、空調・給排水・ガス関連等の「建築設備事業」です。

空調設備事業は、創業当時からの経験や信頼のある空調設備工事技術で、様々な建物で必要な空調設備を提供しています。過去に官公庁や文化施設、医療・福祉施設、商業施設などの大規模な建物を中心に空調設備工事を行ってきました。

給排水・衛生設備事業では産業用から家庭用まで、省資源や環境汚染防止にも積極的に取り組みながら、水を効率的かつ安全に利用できる給排水・衛生設備を提供しています。太平エンジニアリングでは、水を最大限に生かせる方法を常に考え、設計・施工・メンテナンスを一貫体制で行っています。

ガス関連設備事業では東京ガスや東邦ガス、北海道ガスなどの特約店です。クリーンで快適なガス給湯暖冷房設備の設計から施工、メンテナンスまでサポートしています。

ビルメンテナンス事業

ビルメンテナンス事業では、建物や設備工事を行った施設の建物管理や入札で獲得した施設の管理をしており、多数の商業施設のメンテナンス業務を行ってきた実績があります。そして2020年度には、東京国際フォーラムの建物管理業務も実施しました。

太平エンジニアリングの強みの一つであるネットワークを活用し、本社を窓口に全国の支店や店舗、工場などの建物管理及び改修工事を行っています。

またメンテナンス事業では、建物管理以外に設備管理業務や清掃業務、警備業務などの施設に必要な管理業務を個別で提案や依頼も可能です。

会社概要

  • 商号:株式会社太平エンジニアリング
  • 代表者:代表取締役社長 後藤悟志
  • 資本金:4億9千万円
  • 認定:医療関連サービスマーク認定G(9)-1810130905
    警備業 東京公安委員会 第300000232号
  • 営業品目:空気調和設備(一般空調、産業空調、特殊空調)、給排水設備、衛生設備、電気設備、防災設備、水処理設備、ガス関連設備、建築付帯設備一切の設計・施工、冷暖房・空調・電気・給排水・昇降機・防災設備等の建築設備施設の運転、点検及び保守管理、保安設備、清掃、受付案内業務、電話交換、駐車場管理業務、建物の総合清掃、環境衛生管理及び建物の営繕工事、不動産事業、機器・商品販売
  • 本社所在地:東京都文京区本郷一丁目19番6号

後藤悟志率いる太平エンジニアリング・太平グループの売上高

太平エンジニアリング・太平グループの売上高

後藤悟志さんが率いる太平エンジニアリングと太平グループの2022年3月決算時点の業績は、以下の表の通りです。

(単位:千円)

項目太平グループ太平エンジニアリング
売上高74,662,64859,796,210
営業利益4,571,4603,311,961
経常利益4,628,1623,382,634
当期純利益3,033,9962,274,649
総資産94,610,11050,215,128
資本金490,000
引用元:https://www.taihei-group.co.jp/ir/

売上高は2019年度にグループ全体で700億円を超えましたが、コロナ禍により2020年度は減少しました。その後2021年度は上昇傾向にあり、2022年度には再び700億円を上回りました。

太平エンジニアリングはやばい?社員の評判・クチコミ

太平エンジニアリングで働く社員の評判やクチコミを見ていきます。

  • 入社前は文系出身で建築分野の知識が一切ありませんでした。しかし、上司や先輩のフォローやバックアップがあるため、安心して仕事に取り組めます。
  • 業務が一貫体制であるため、メンテナンスのほかに見積もりや現場監督など、幅広い経験ができる点が魅力です。
  • 工事が進むごとに、建物が少しずつ完成していく姿を間近で見られます。面白さと建物が完成したときの達成感は、何ものにも代えがたいものです。
  • 分からないことをすぐに質問できたり、自分の意見も言いやすかったりと、上司や先輩とのコミュニケーションが取りやすい環境です。

太平エンジニアリングで働く社員の口コミや評判を調査したところ、仕事内容から達成感や働きがいを感じられる、社内の人間関係の良さを評価する内容が多く見受けられました。

太平エンジニアリングでは、業種に絞った仕事内容だけでなく、見積もりや業者との打ち合わせなど幅広い経験ができます。また、入社後の研修や現場での教育体制などが整っているため、安心して働ける点も評判でした。

太平エンジニアリングの多様な強み

太平エンジニアリングを含め、太平グループ全体の強みとして「ワークフロー」「ネットワーク」「テクノロジー」の3つを挙げています。

「ワークフロー」は創業当時からの強みであり、顧客とのきめ細やかなコミュニケーションで問題に的確に対応しています。太平グループのモットーである「お客様第一主義」「現場第一主義」を徹底し、建物を快適な空間へ導くことが可能です。

「ネットワーク」は東京都文京区に本社を構え、国内29か所と国外4か所に広がる支店や営業所のネットワークを駆使して、迅速にニーズに対応しています。

「テクノロジー」では、多様化・高度化に伴い、AIを利用したIoTの進化にも迅速に対応できることが強みです。また、独自に蓄積したビックデータ技術を活用した開発や、TQC(総合的品質管理)の徹底による技術の向上や新たなノウハウの創出を通して、さらなる進化を目指しています。

まとめ

本記事では後藤悟志さんの経歴や功績、太平エンジニアリングの売上や評判について解説しました。

後藤悟志さんは、卓越したリーダーシップと経営手腕で、太平エンジニアリングを含めた太平グループの成長を統率しました。太平エンジニアリングは、空調設備や給排水・衛生設備、ガス関連設備などの広範な建築設備事業を手掛けており、技術力とサービスの質の高さが業界内外で高く評価されています。

太平エンジニアリングは現在も多くの事業を展開しながら、国内外に支店や営業所を置き、日々成長し続けている会社です。後藤悟志さんの経歴と功績は、今後も業界の発展に大きく貢献し、将来的な展望にも期待が寄せられるでしょう。