登録者90万人を超えるトップビジネス系YouTuber「マコなり社長」とはいったい何をしている人なのか、気になりますよね。そもそも「マコなり」ってなんなの?と感じる人もいるかもしれません。
「マコなり社長」こと真子就有(まこゆきなり)さんは、日本最大級のプログラミングスクール「テックキャンプ」を運営している株式会社divの代表をされています。
本記事では、そんなマコなり社長の素顔に迫ります。2回の事業失敗や度重なるSNSでの炎上など、そのスマートな出立ちからは想像できない修羅場も経験しており、今回はマコなり社長の闇の部分にも切り込んでいきますよ。
マコなり社長とは
まずはマコなり社長のプロフィールと略歴を見ていきます。
プロフィール
- 氏名:真子就有(まこ ゆきなり)
- 生年月日:1989年(平成元年)9月18日(32歳)
- 性別:男性
- 出身:福岡県
- 学歴:青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科
- SNSフォロワー:Twitter21.2万人、YouTube89.5万人、Tiktok1.3万人、Instagram0.1万人、note1.4万人 ※2022年3月1日時点
経歴
- 2012年 株式会社div 設立
- 2019年 株式会社NOANSWER設立
- 2021年 株式会社DIVX設立
マコなり社長は、大学入学後に独自にプログラミングを学び、在学中に起業。2016年にサービスを開始した「テックキャンプ」は日本最大級のプログラマー育成オンラインスクールになり、2018年に始めたYouTubeでもあっと言う間にビジネス系YouTuberのトップにたちました。その年収はサービスの最盛期には3億円を超えていたと推測されています。
マコなり社長の経歴
ここからは、マコなり社長の経歴について詳しく紹介します。
企業からの内定を断り大学生で起業
マコなり社長は、早くから起業を目指して動いていたようです。勉強のためとベンチャー企業でインターンとして働き始め、その会社で内定をもらっていたそうですが、思い切って卒業前に起業を実行にうつします。1つ目のサービスは、発表直後にTwitterで4万回以上シェアされいきなり大ヒットとなりました。ですが、すぐに打ち切りになってしまいます。
創業メンバーが全員辞める事件
その後、2つ目のサービスをリリースし、こちらも大きく拡散されましたが3か月で打ち切り。またも窮地に立たされます。同じタイミングで他にいた4人の創業メンバー全員が辞めてしまいました。失敗が続き心身喪失してる時に、追い討ちをかけるように仲間が離れてしまっては、当時のマコなり社長の気持ちを考えると同情してしまいますよね。
「log」「Class」2回の事業失敗
第1のサービス「log」は、自分の趣味を投稿できる記録サービスです。多くの人が登録をしてくれましたが、コミュニケーションが生まれず継続的な利用には繋がりませんでした。
第2のサービス「class」は、学校のクラスのように男女がオンラインで出会えるサービスです。こちらも数万人以上のユーザーを集めましたが、学生時代のようなランダムな出会いを求めている人はおらず、スピード廃止となりました。
サービス撤退の経験からTECH::CAMPを事業化
2度の失敗を経て、マコなり社長の快進撃が始まります。プログラマー養成オンラインスクール「テックキャンプ」を2016年にリリース。20,000人以上が受講、1,000人以上が転職に成功するなどの実績を残し、日本最大級のプログラミングスクールとなりました。2019年に10.8億円の資金調達も発表され、社会的にも評価されるサービスへと成長します。
社長を務めながらビジネス系YouTuberへ
輝かしい実績を引っさげて、2018年にはYouTuberとしてデビューを果たします。結果的に1年3か月で40万人登録、2022年現在は89.5万人登録とこちらも大成功。ビジネスに役立つ内容を、短い時間で伝える動画が多くのビジネスパーソンの心を掴みました。
マコなり社長の展開している事業・サービスの概要
2016年の「テックキャンプ」を皮切りに、飛ぶ鳥を落とす勢いであっという間に成功者への階段を駆け上がったマコなり社長。現在は3社の代表として、IT関連のサービスを複数展開しています。
- 株式会社div・・・プログラマー養成スクール「TECH CAMP(テックキャンプ)」、オンラインビジネススクール「UNCOMON(アンコモン)」※UNCOMONは2022年1月15日に個人向けサービス終了となり法人のみ
- 株式会社NOANSWER・・・YouTube「マコなり社長」の運営、YouTubeでは話せない裏話を定期配信「Makonari Inside Stories」
- 株式会社DIVX・・・ITコンサルティング、システム開発・運用
特に、マコなり社長の収入の大半を占めるとされているのが「Makonari Inside Stories」の運営です。会員数10,000人で年会費30,000円なので、単純計算3億円/年になります。マコなり社長自身が記事と音声を毎日配信するサービスなので、売上のほとんどが利益になるのではと予想しています。
マコなり社長の大炎上事件とは
破竹の勢いで成長を続けるマコなり社長でしたが、転機は2021年8月突如として訪れました。社内で発表された社員の大量リストラについてのスピーチが、YouTubeや週刊誌へリークされてしまったのです。社員への謝罪がないこと、リストラの責任が社員自身にあるかのように取れる発言などが問題視され、世間を巻き込む大炎上となりました。YouTubeも2021年9月の説明動画を最後に年内は動画投稿を中止しました。
マコなり社長(テックキャンプ)の評判
マコなり社長が展開する日本最大級のプログラミングスクール「テックキャンプ」の評判を調べてみました。
良い評判
カリキュラムが濃い
オフラインでの受講も可能
悪い評判
受講料が高い
転職サポートが弱い
講義内容が濃く、学べる環境が整っている反面、費用や転職サポートの面で不評となっていました。どのように利用するかはよく検討する必要がありそうです。
UNCOMMONの評判
プログラミング以外にもビジネスに特化したオンラインスクール「アンコモン」についての評判も調査しました。
良い評判
体系的に学べるため、人への伝え方も的確にできるようになった
意識の高い人が多くモチベーションになった
悪い評判
授業中に質問できなくて困る
スケジュールがタイトで少しでも遅刻するとワークに参加できなかった
スキルアップを実感できるのは素晴らしいですね。もちろんデメリットに感じる点もありますから、誰にでもおすすめできるかというとそうでもなさそうです。
まとめ
学生起業に始まり、まさにジェットコースターのように浮き沈みを経験した「マコなり社長」をご紹介しました。
一時期はサービスの存続も疑われていた「テックキャンプ」は今も健在ですし、YouTubeも少しずつ動画が投稿されています。これまでの経験を糧に、新たなサービスに期待しましょう。