Jun’s Kitchen(ジュンズキッチン)とは何者なのか気になりますよね。Jun’s Kitchenはジュンさんという方が運営する料理系YouTubeチャンネルです。ジュンさんの職業は翻訳家で料理とは全く関係ない仕事をしているのですが、ジュンさんの作る料理がプロ顔負けの芸術作品のような仕上がりが話題となり、Jun’s Kitchenには国内だけでなく海外からもたくさんの評価・コメントが送られています。また、現在の登録者数は530万人を誇る日本トップクラスのYouTubeチャンネルなのですが、投稿動画数はたったの37本という異端児チャンネルなのです。※2022年4月時点
本記事では、そんな新種YouTuber「Jun’s Kitchen」の経歴、結婚相手、動画の魅力に迫ります。
Jun’s Kitchenとは?
Jun’s Kitchenさんは、料理上手なジュンさんが運営するYouTubeチャンネルです。登録者数は2022年4月の時点で530万人となっており、日本で16番目の登録者数です。数百万人の登録者がいる他のYouTuberが1,000本2,000本と大量のコンテンツを投稿しているのに対して、Jun’s Kitchenで投稿されている動画はたったの37本ですが、直近の1本を除く全てが100万再生を超えている人気チャンネルです。中には7,000万回も再生されている動画もあり、動画1本あたりの再生数はなんと1,000万再生で、驚異的な数値を叩き出しています。
プロフィール
- 名前:Jun
- 本名:葦月 淳一(よしづきじゅんいち)
- 生年月日:1989年生まれ
- 血液型:不明
- 身長:180cm(推測)
- 出身:愛知県
- 学歴:大卒
※2022年4月1日時点
略歴
- 名古屋外国語大学英米語学科 卒業
- 2012年2月 YouTubeチャンネル「Rachel & Jun」を開設
- 2012年11月 YouTubeチャンネル「Jun’s Kitchen」を開設
- 2013年11月 YouTubeチャンネル「Rachel & Jun’s Adventures! 」を開設
- 2014年8月 YouTubeチャンネル「Rachel & Jun Game」を開設
- 2018年4月 YouTubeチャンネル「Jun Yoshizuki」を開設
Jun’s Kitchenでは、日本に住んでいる日本人のジュンさんが全て英語で話をされています。そのため投稿されるコメントもほとんど英語です。全世界の人が理解できるという点においても、他の国内トップYouTuberとの大きな違いかもしれません。
Jun’s Kitchenの経歴
Jun’s Kitchenを運営するジュンさんの詳しい経歴をご紹介します。
英語の成績は赤点だった
今でこそYouTubeで流暢な英語を話すジュンさんですが、学生時代は赤点を取ってしまうほど英語が苦手だったのだそうです。苦手でも英語は受験に必要ですから、勉強しないわけにはいきません。そこでジュンさんが編み出した方法が「徹底的に自分を甘やかすこと」です。嫌になったらすぐ辞めて気分転換、気持ちが晴れたらまた再開する、という勉強方法に切り替えて、いかに無理せず続けるかを重視して勉強を続けたのだそうです。
名古屋外国語大学へ進学し留学生をサポート
英語学習を無理なく続ける勉強法のおかげで、大学は名古屋外国語大学の英米語学科へ進学します。苦手だった英語を大学の専攻にしてしまうのはすごいですよね。
外国語大学ですので留学生の受け入れを積極的におこなっており、ジュンさんは留学生アシスタントとして、寮で留学生と一緒に生活してサポートする活動をしていました。そこで今の奥様とも出会っています。
就職からフリーの翻訳家へ
外語大を卒業してからは翻訳業に携わる企業に就職し、のちにフリーの翻訳家として独立しています。苦手だった英語を仕事にしてしまうジュンさんの努力が素晴らしいですよね。
ジュンさんは国際結婚している
ジュンさんは、学生時代に出会ったアメリカ人のレイチェルさんと国際結婚をしています。お互い学生だった2009年頃に出会い、2年後の2011年に結婚したのだそうです。ジュンさんは日本の翻訳会社に就職し、レイチェルさんはアメリカの空軍に就職したため、結婚当初は離れて暮らしていました。遠距離での生活がキッカケとなり、それぞれの近況報告手段として二人で2012年2月にYouTubeチャンネル「Rachel & Jun」を開設したのです。
「Jun’s Kitchen」が開設されたのは、その9ヶ月後のことでした。料理が趣味のジュンさんは学生時代に留学生へ手料理を振る舞っていて、ドーナツをイチから作っていたことに当時留学生だった奥さんも驚いていたのだそうです。「Rachel & Jun」は二人のチャンネルですから、ジュンさんが個人で運用するためのチャンネルとして生まれたのが「Jun’s Kitchen」ということです。
Jun’s Kitchenの推定年収
Jun’s Kitchenさんの主な収入源は、YouTube広告のようです。Jun’s Kitchenさんのチャンネルは、30日間の再生回数は約200万回ですので、1再生あたりの広告単価が0.3円とすると1ヶ月の広告収入は約60万円となり、年間にすると720万円になります。日本で16番目に登録者の多いチャンネルにしては少ない収入に思えるかもしれませんね。
理由としては、月間の総再生回数が少ないからです。Jun’s Kitchenさんの動画投稿頻度は2ヶ月に1度程度です。YouTube広告の収入は、どれだけ広告が表示されたかで決まります。つまり、収入は登録者数ではなく動画の再生回数や再生時間で決まるため、投稿頻度が少なく月間の再生数が少ないJun’s Kitchenさんは収入も他のトップYouTuberより少なくなっているのです。
ですが、Jun’s Kitchenを運営するジュンさんは、国際結婚した奥様と一緒に他のYouTubeチャンネルも運営しています。
- 「Jun’s Kitchen」:登録者数530万人、月間200万再生、年間720万円の収入
- 「Rachel & Jun」:登録者数264万人、月間40万再生、年間120万円の収入
- 「Rachel & Jun’s Adventures! 」:登録者数114万人、月間60万再生、年間180万円の収入
- 「Rachel & Jun Game」:登録者数2.5万人、月間100再生、年間0円の収入
- 「Jun Yoshizuki」:登録者数60万人、月間3万再生、年間3万円の収入
あくまで推定ですが、トータルすると約1,000万円の収入です。ジュンさんの本業はフリーランスの翻訳家ですから、副業で1,000万円の収入があることになります。2ヶ月に1回の投稿でこれだけの収入になるのですから、コスパが良いですよね。
Jun’s Kitchenの人気動画
Jun’s Kitchenさんの動画は直近の1本以外全ての動画が100万再生を超えるチャンネルです。37本ある動画の中でも特に人気のある動画をピックアップしました。
人気動画「猫に「お手」を教える」
Jun’s Kitchenで最も人気のある動画は猫に「お手」を教える動画です。なんと7,000万回も再生されています。
動画の中身は猫にお手を教え、少し散歩に出ている風景を撮影した日常的なコンテンツになっています。お手といえば犬を想像しますから、猫のお手は少し珍しいかもしれません。ですが、なにかすごい飼育ノウハウが詰まっている訳でも、手の込んだ動画編集がされている訳でもありません。日常の1コマが描かれています。
コメントでは「猫が自然に癒されているのがかわいすぎる」といった内容が多く、猫の散歩姿に感激している視聴者が多いようです。
「猫に「お手」を教える」-Youtube
人気動画「サビ包丁を研ぎ磨く」
続いての人気動画がサビ包丁を研き磨く動画です。こちらの動画も5,000万回再生を超えているマンモス動画です。ジュンさんがリサイクルショップに訪れた際に手に入れたサビだらけの和包丁を、ひたすら研いでいる動画です。先客がリサイクルショップで30円でもいいから買い取って欲しいと話していた包丁を、自分が受け取ろうとしたら300円で売りつけられた、というエピソードが隠し味のように効いています。趣味とはいえプロ並みの料理技術を持つジュンさん。包丁のサビが取れて綺麗になり、切れ味バツグンの和包丁に生まれ変わります。
「サビ包丁を研ぎ磨く」-Youtube
Jun’s Kitchenの魅力
上記の人気動画でもご紹介した通り、Jun’s Kitchenの魅力は「料理」「猫」「包丁」です。
料理
ジュンさんの作る料理は趣味とは思えないほどの手捌きと出来映えで、プロの料理を見ているかのような感覚です。音楽やシーンに合わせてカメラの画角も入れ替わるので、料理が完成するまであっという間に時間が過ぎていきます。
猫
動画には毎回猫ちゃんが登場しています。コハク(メイクーン)、ナギ(ノルウェージャンフォレストキャット)、ポキ(雑種)の3匹の猫が動画の癒しポイントになっています。猫たちに料理を振る舞っている動画もたくさんありますよ。
包丁
Jun’s Kitchenの動画で紹介されている包丁は、リサイクルショップで手に入れたサビ包丁と100円ショップで購入した包丁だけですが、ジュンさんのキッチンにはたくさんの包丁が並べられているのがわかります。特に印象的なのが刃に独特な模様のある包丁です。ドイツの「ZWILLING」というメーカーで世界最高峰のナイフ職人であるボブ・クレイマー氏がデザインした包丁を使用しています。プロ級の腕前を見せるジュンさんは、使用するものも一流のようです。
Jun’s Kitchenの評判
Jun’s Kitchenのチャンネルへは英語でのコメントがほとんどです。
格安のナイフの切れ味が凄すぎる
この家のネコになりたい、可愛過ぎ
完璧な男なんていないって誰がいったんだ
など肯定的なコメントが多く見られました。これだけ規模の大きなYouTubeチャンネルで、ネガティブな発言がほとんど見られないのが不思議です。
まとめ
英語が話せて料理上手、背も高く運動神経もバツグンだそうで、奥さんにも素敵すぎるプレゼントを手作りするなど、非の打ちどころの無いジュンさん。彼が運営するJun’s Kitchenはこれからも注目されることでしょう。完璧すぎるジュンさんの次の動画が待ち遠しいですね。