久保田康介は弁護士YouTuber!年収や経歴、アムウェイの噂を紹介

  • 2023年4月25日
  • 2023年4月25日
  • 士業

弁護士YouTuberの久保田康介さんをご存知でしょうか。久保田康介さんは、登録者数38.4万人のトップ弁護士YouTuberです。YouTuberが投稿している動画を弁護士の視点から解説する動画が話題となり人気を集めています。

弁護士資格を持っていながら弁護士業は副業のような形で取り組んでおり、主な事業は司法試験合格のための指導コンテンツ販売のようで、YouTube内の動画で役員報酬500万円であることを公表しています。ただ4年前の収入ですので、現在はYouTube登録者数38.4万人の知名度を獲得していますから、収入はもっと増えていることでしょう。

今回はそんな弁護士YouTuber久保田康介さんの経歴や噂について詳しくご紹介します。

久保田康介のプロフィール

まずは、久保田康介さんのプロフィールや略歴について見ていきましょう。久保田康介さんは実は偏差値40〜50の高校や大学を経て弁護士になっています。つまり、勉強法さえ間違わなければ誰にでもチャンスがあるということです。司法試験のための指導コンテンツ販売がメイン事業になるのも納得ですよね。

プロフィール

  • 本名:久保田 康介(くぼた こうすけ)
  • 生年月日:1987年6月2日
  • 出身地:兵庫県
  • 身長:不明
  • 職業:弁護士、経営者、YouTuber
  • 所属事務所:ベリーベスト法律事務所
  • 最終学歴:京都大学大学院法務研究科 卒業
  • SNSフォロワー数:YouTube 38.4万人

※2022年7月時点

略歴

  • 県立社高等学校 卒業
  • 姫路獨協大学法学部 卒業
  • 京都大学大学院法務研究科 修了
  • 2012年 司法試験合格
  • 2013年 株式会社マイスタディ 設立
  • 2017年 兵庫県弁護士会に弁護士登録
  • 2017年 YouTubeチャンネル「kubota」開設
  • 2017年 ゆとり法律事務所 設立
  • 2018年 YouTube登録者数10万人突破
  • 2019年 ベリーベスト法律事務所 入所
  • 2019年 「弁護士YouTuberクボタに聞く「これって犯罪ですか?」出版

久保田康介さんは生まれてから大学を卒業するまで兵庫県で暮らしていました。そこから弁護士を目指すために一念発起して京都大学大学院法務研究科に入学し、博士課程修了後の司法試験で見事一発合格を果たします。司法試験に合格したあとは和歌山県裁判所にて1年間の司法修習を経て弁護士資格を無事に得ることができました。

司法修習後は株式会社マイスタディを設立し、司法試験に特化した学習コンテンツの販売事業を開始します。久保田康介さんは司法試験に向けての学習に予備校を利用していたそうですが、基礎講座の授業は値段が高く講義時間も長いため、あまり効率的ではないと感じていたそうです。そんな予備校の弱点をカバーするための講義動画を低価格かつ短時間で学べるコンテンツとして販売をしていました。

4年ほどコンテンツ販売の事業をしていましたが、知り合いからある事件の案件を依頼されたことをキッカケに、2017年に兵庫県弁護士会に登録をして弁護士活動を始めます。そこで、同時期に集客の為にYouTubeを始めたところ、4日で登録者数が3万人増えるなど、始めた瞬間からYouTuber弁護士として話題になりました。

久保田康介の経歴

仕事中の弁護士

ここからは、久保田康介の経歴について詳しく紹介します。

偏差値40の学生から弁護士へ

久保田康介さんは中学・高校はほとんど勉強をしてこなかったと自分でも話している通り、兵庫県内にある偏差値40台の中学・高校に通っていました。大学も同じような偏差値のところに入ったのですが、時間が有り余っていたのかふと自分を見つめることがあったそうです。自分は世間のことを何も知らない、このまま大人になってしまってはどうしようもなくなってしまうのではと思ったそうです。

そこで取り組み始めたのが法律の勉強でした。中高と過去に学んだことを積み上げていく学習過程でしたが、法律についてはほとんどが大学から学ぶ人が多いためスタートラインは横一列であり、それなら成り上がるチャンスが自分にもあるのではと考え、決意したそうです。猛勉強の末に京都大学大学院法務研究科への入学が決まりました。

司法試験に向けて予備校にも通い始めた久保田康介さんですが、予備校のカリキュラムではペースが遅すぎると考え、基礎購入を最初に購入してしまい、自分のペースでガンガン進めることにしました。人より早く勉強を進めることで、有利に立てると考えたからです。結果的に予備校より数段早いペースで学習を進めることができたため、他の生徒より物理的な勉強量を増やすことに成功できたようです。

また、知識のインプットの時間をただ覚えるだけでなく理由や背景を考えながら勉強を進めていったことが成功の秘訣だとあげています。その理由としては、法律の条文がそのままの形で判決に適用されることはないからです。現実世界では法の解釈は過去の判例の影響を強く受けるため、ただの暗記では深い理解ができません。新しい知識を学習する際に「なぜ?」を何度も自分に問いかけることで、インプットとアウトプットを同時にこなすことができ、記憶の定着にも役立ったそうです。

ただ一つ後悔した点としては、試験のためのテクニックを疎かにしていたことです。本質を突き詰めながら学習をしていた久保田康介さんは、答案などにも必要最低限のことしか書かない方針をとっていたようです。しかし実際の試験では、答案の評価は加点式であるため知識や判例をふんだんに盛り込んだ方が点数を上げやすい傾向にあったのです。試験合格を考えたら少しでも点数が高い方が良いので、使えるテクニックがあるなら使った方が良いとも話しています。

個人事務所設立と同時にYouTube始動

司法試験合格後に講師業をしていた久保田康介さんですが、事件を任されるタイミングで弁護士登録とYouTubeチャンネルの開設を実施します。YouTubeの方は4日で登録者数が3万人に増えるなど、弁護士としての肩書きを利用する作戦がスタートから効果を発揮します。

YouTubeで話題になった動画を弁護士の立場から解説する動画が「説得力がある」「分かりやすい」と評判になり、登録者数も順調に増えていきました。途中でゲーム実況動画が入ったりヤラセ疑惑が浮上するなど投稿内容に賛否あるようですが、素人の知らない知識を分かりやすく教えてくれるチャンネルとして、今ではトップ弁護士YouTuberへとのぼり詰めています。動画の中で事務所を新たに構えて弁護士業務に専念する企画を打ち出すなど、なかなか普通では知ることができない動画も投稿されています。

ベリーベスト法律事務所への移籍

一時期YouTube内で個人事務所を新たに設立して弁護士業に専念することが語られていましたが、1年間の活動を経て事務所を閉鎖しています。YouTube活動もあって顧問契約を100件近く獲得することができたようですが、久保田さんが理想とする顧客と共同で事件解決に向かう弁護士像とはかけ離れた業務形態になってしまいました。

キャパオーバーの状態が続いており、個人で運営するには新規問い合わせを断らざるを得なくなってしまい、勇気を出して問い合わせしてくれた人に申し訳なく思った末、多くの問い合わせを処理できる法律事務所に移ることを決意したそうです。移籍先のベリーベスト法律事務所は180名の弁護士を抱えて全国に拠点のある大きな事務所であるため、久保田さんの理想とする共同での事件解決ができるようになりました。

2年間の勤務の感想を動画に上げていましたが、働き方としても仕事の質としても大満足しているそうです。YouTubeからの反響・問い合わせが多いようで、HPには「YouTubeで弁護士にお問合せしたい方へ」という記載欄まで設けられています。弁護士業の方も順調にいっているようですね。

久保田康介の推定年収

久保田さんの年収ですが、2,000万円ほどと推定しています。内訳としては、コンテンツ販売が1,000万円、YouTube運営が576万円(月間再生数160万回×0.3円×12ヶ月)、弁護士業が400万円です。コンテンツ販売についてはYouTubeで知名度が上がっているため売上は倍増していることが予想され、弁護士業については比較的業務量を抑えた副業的な収入であると予想しています。YouTubeの収入と合わせると、約2,000万円になる計算です。

久保田康介の噂!アムウェイへの関与?

久保田康介さんをGoogle検索すると、サジェストキーワードにアムウェイと出てくることがあります。久保田さんによると過去に先輩にアムウェイに誘われたことをブログにしたことがあるそうで、それが原因だと考えていたそうです。ですが、よくよく調べてみたところ、同姓同名の久保田康介さんがアムウェイをやっていて、結構上級者であることが判明しました。

アムウェイの久保田康介さんはその販売テクニックをDVDにして販売しており、さわやかイケメンでもあります。弁護士の久保田康介さんはアムウェイへの関与を完全否定しておりますので誤解のないよう注意してください。

久保田康介の現在の活動

Youtube撮影

久保田康介さんが現在どのような活動を行っているのかまとめました。

弁護士

久保田康介さんは司法試験に合格し司法修習まで完了したあとは、弁護士ではなく講師活動を数年間されていました。ガムシャラになって働いて成り上がっていくというよりは、「弁護士」という肩書きを利用したビジネスを展開することを考えていたようです。

YouTubeを始めた際も、YouTubeを伸ばしていくために「弁護士」という肩書きを使っていきたいと動画内で話していました。けれど、YouTubeを始めるのと同時期にある事件を任されることになり、弁護士業も始めることになります。事務所に所属することなくいきなり独立して業務をすることになり、ゆとり法律事務所という個人事務所も立ち上げました。

YouTubeやコンテンツ販売と並行して事業を進めていましたが、多忙すぎたことを理由に2019年からベリーベスト法律事務所に入所することになりました。入所してから2年後に働き方についての感想動画を投稿していましたが、自由に働ける環境などをベタ褒めしており、他の事業との掛け持ちでもうまくやり繰りできているようです。あまり根詰めた弁護士業を希望していない久保田康介さんにとってはちょうど良い仕事環境なのかもしれません。

司法試験コンテンツ

弁護士資格を得てからすぐに始めた事業が、司法試験に向けた学習コンテンツ販売事業です。Laboという販売サイトから司法試験に向けた基礎講座や判例百選講座などをクレジットカードや銀行振込で購入することができるようになっています。

司法試験基礎講座95,700円、予備試験基礎講座99,000円、判例百選講座198,000円となっています。久保田康介さん自身司法試験の受験対策として予備校に通っていたそうですが、高すぎる費用と長すぎる講義時間に苦しめられていたようで、そんな予備校のデメリットを解消できる講義となっています。

ビジネスとしては完全在宅で業務が完結し、一度作ってしまえばコンテンツが売れる限りはやることがありません。講義のアップデートは必要ですが、実際の弁護士業務に比べれば負担はかなり抑えられそうです。

YouTube

3つ目の事業はYouTubeです。登録者38.4万人のチャンネル「kubota」を運営しています。2022年7月時点の総動画投稿数は579本動画総再生回数は1億1,700万回となっています。YouTubeもコンテンツ販売と同様に完全在宅でできる事業ということ、弁護士の中でYouTube活動をしている人が見受けられなかったことに目をつけ始めたのだそうです。目論見は成功し、弁護士YouTuberとしては日本トップクラスの登録者を抱えています

まとめ

トップ弁護士YouTuberの久保田康介さんをご紹介しました。偏差値40から京大の大学院を経て弁護士になるなんて夢のある話ですよね。ただ猛然と机に向かうのではなく戦略的に進めるあたりは非常に参考になるのではないでしょうか。トップ弁護士YouTuberとして今後どのような活動をしていくのか注目です。